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母子癒着?母の存在を夫に求めてしまう

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです。

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『母子癒着?母の存在を夫に求めてしまう』
相談者:みんとさん

現在夫婦関係で悩んでおり、日々自分自身の心と向き合う中で、ふと思ったことがあります。

私は長年、夫が出かけてしまうことへの寂しさに悩んできました。快く「いってらっしゃい。楽しんできてね」が出来ないのです。
とにかく一人になるのが寂しいのです。
夫も自由が好きな人なので、自由に出来ないストレスや私の重たい性格がもう背負い切れないようで、離婚したいようです。

ずっと何でだろう何でだろうと悩んでいましたが、これは母との関係が影響しているのではないかと思いました。

私は幼い頃から異常なくらい母にベッタリな子で、いつも母にくっついていました。ずっと母のことが大好きで、大人になってからも頻繁に実家へ行ったり、休みの日に遊んだりというベッタリな生活を送ってきました。

私にはしっかり者の姉もいて、私は母と姉におんぶに抱っこでずっと頼りっぱなしで生きてきました。

なので結婚して色々なことを急に全部自分で考えてやらなければいけないとなった時に、ものすごく不安を覚えたし、ちゃんとしなきゃという思いもあり、すごくストレスでした。
なので今までの母や姉の役割を旦那さんに求めてしまったのかもしれません。

母のようにいつも側にいて欲しい、母が出かけてしまうと寂しかった思いに似ているのかなとも思ったりしています。

母と姉に頼り切って生きてきたので、自分が主になってやることは苦手、次女で自由に生きてきたので、子育てで子どものペースに振り回されたりするのもとてもストレスです。

私が子どもの時のまま、大人になれていないということなのだと思うのですが、夫婦関係を修復するにはどうしたらよいでしょうか?
寂しさを払拭するにはどうしたらよいでしょうか?

みんとさん

ご相談いただきましてありがとうございます。

パートナーシップは自立と依存のバランスが非常に大事です。

そして、自立的な人とのパートナーシップは、バランスをとるために、必ずもう一方が依存的になりやすく、寂しさや不安を感じることが多くなります。

 自立側は感情をあまり感じないのに対して、もう一方の依存側は、相手の感情までも感じて、一人で二人分の感情を背負うことになりますので、とても苦しくなりますよね。

 では、自立しよう!って思ってもそんな簡単には変わることが出来ずに、そんな自分を責めたり、更に自信喪失してしまう・・・

 そんな状況になっているのではないかと思うんです。

 実は、私もそんな自分の依存心を嫌って、自己嫌悪に陥っていた一人でした。

自立しよう!って思って資格取得や仕事をひたすら頑張ったりしましたが、(これも効果があるとは思いますが)依存心を封印して更に頑張ろうとするので、甘えたいニーズが更に溜まる一方・・・結果的には余計に苦しくなりました。

なので、今回はみんとさんがおっしゃる通り、お母さんとの関係性(母子癒着)から見ていきたいと思います。

母が(姉も)しっかりしていると、頼れる人がいつもそばにいてくれたおかげで、自立心が強くない一方で、逆に、相手の話が聞けたり、合わせることが得意だったりすると思うんです。

沢山かわいがられたり、大事にされたり、守ってもらいやすかったり・・・

そんな長所を沢山お持ちだと思うんですよね。

そんなところにも目を向けて、自分を認めることをしながら、ゆっくりと問題に取り組まれたら良いと思いますよ。

 そして、お母さんとの心理的距離が「親密感を感じる距離感」になりやすいので、お母さんが自分にしてくれたようにパートナーに対しても同じように接してほしくなります。

根本師匠の記事も参考にどうぞ♡

 お母さんがしてくれたことで「愛されていた」ことを感じていたわけですから、どうしても同じようにしてくれないと「なんか足りない」「愛されていないように感じる」そんな風に思ってしまうっていうの、なんとなくわかりますでしょうか?

 彼や夫であるパートナーは当然、お母さんとは同じようには出来ませんから、彼らも期待に応えられない罪悪感で苦しいし、みんとさんも自分のニーズをいつまでも満たせないで苦しい関係になってしまいますね。

では、こういうときにはどうすれば良いか?というと、、お母さんとの癒着を切って、適切な心的距離間に持っていくことをお勧めします。

それには、お母さんへ「感謝」出来るようになること。

私のカウンセリングだったら「お母さんへ感謝の手紙を書いてみましょう」と課題を出すと思います。

そして、日ごろ取り組んでいただくものとしては、ノートを2冊用意して、感謝の言葉を書く一方で、不満や恨み言が出てきたら、もう一方のノートに書いてもらいます。

これにより、小さいころから感じていた感情が癒されていくと、感謝とともに母子癒着が切れていって、お母さんの存在も、正常な距離の位置まで手放していけます。

お母さんと自分の間に、健全な境界線が出来ることによって、お母さんだけでなく、パートナーに対しても、必要以上に相手の顔色を伺ったりすることも無くなります。

 そして、素晴らしいことに、癒着を切ることが出来ると、親密感を感じるエリアが広がっていきます。

近い距離でも離れている距離でも親密感を感じられるようになります。

すると、人を思うときに心がじわーって暖かくなるような。。そんな幸せを感じられるようになるのですね。

与えるのも上手になってくると思いますよ!

みんとさんがいままでずっと感じていた不安や寂しさから解放されていき、夫が居なくても自分一人でもなんだか幸せ♡

そんな風に思えるようになったら、きっと、みんとさんご夫婦の関係性も変わってくると思います。

 ひょっとしたら、「頼れる優しい姉さん」みたいなみんとさんが出てくるかもしれませんし、夫から甘えられたりするような関係性になるぶんだけ、不安な気持ちから解放され、パートナーシップがぐっと楽になるかもしれません。

 男性から見て、依存から自立していった女性って非常に魅力的ですからね。

私も自分の依存感情に振り回され、ずっと辛い思いをしてきましたが、今では嘘のように(笑)一人時間が楽しいです!

みんとさんもきっと変わることが出来ると思いますよ(^-^)

 

渡辺サヤ

 

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