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周囲の人に両親を投影することにより、癒せていない感情に振り回されるときは

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです。

あと4日でマラソン大会!

本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

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『どう見ても超依存な女性に、なぜ男性は優しくするのでしょうか』
相談者:かむちさん

表題についてお伺いしたいです

私の母親は宗教に依存しており、父は仕事に依存している超ハードワーカーです。共依存のようになっていると思います。

昔は父も母に宗教を止めるよう言っていましたが、歳を重ね、そんな母を受け入れたというよりは諦めたという感じで一緒に暮らしています。

母は専業主婦で仕事をしていません。父は自営業です。母が父の仕事を手伝っても良さそうなものですが、母は全く手伝う気なく、父が手伝いを必要としていることにも気が付かず、宗教にのめり込んでいます。宗教の事柄が1番、家族はその次でした。

仕事をせず、家事もだんだん疎かになってきました。家族が必要としてることに気が付きません。それなのに、父は何かと母の必要な物を買ってきては満たしてあげてます。母の好きなお菓子や、宗教の集まりで使うためのiPad等々。

母のいないところでは、私に「本当はもっと妻にも働いて欲しい。自分の望んでることを理解して欲しい。言うことを聞かない」と話します。

しかしお互い向かい合って話し合うことはなく(話し合おうとしても母が黙り込んで黙秘してるような状態になるので話し合いになりませんが)、裏では「どうせ言っても分からないから」「不自由はさせてないのに好き勝手やって」と愚痴っています。

でも表では母の機嫌をとるような行動をしています。

私の両親に限らず、職場でも似たような場面をよく目にします。女性の機嫌を取ったり、立場の弱い女性に妙に優しい男性職員を目にします。

こんな時の男性はどのような心理なのでしょうか。自立系武闘派女子の私としてはモヤモヤしてしまいます。よろしくお願いします。

かむちさん

ご相談いただきましてありがとうございます。

ブログのタイトルを変えて、つい・・・2つのタイトルにしてしまいました。
 
かむちさんはハードワーカーなお父さんと宗教をしてきたお母さんとの生活で、今までどのような感情を抱いてこられたのかなあと、考えてみました。
 
お父さんがお母さんに対して色々な意味で気を遣っていたし、お父さんはそのストレスを仕事で発散するかのように働いていた。

なので、子供であるかむちさんは、きっと寂しかったんではないかなあと想像しました。
 
早くに自立しないといけない環境だったので、子供時代に十分に甘えることをせずに頑張ってこられたんだと思います。

>私の両親に限らず、職場でも似たような場面をよく目にします。女性の機嫌を取ったり、立場の弱い女性に妙に優しい男性職員を目にします。

ずっと、どこかで「普通に甘えたかったのに」
 
そんな気持ちが、かむちさんの中であったけれど、甘えられる相手も居なかったし、抑え込んでいたので、甘えることを許されている女性を見ると、モヤモヤする・・・

そして、抑え込んだ感情(甘えたい気持ち)があるので、余計に、甘える女性が目に入るのかもしれません。(無意識に探してしまう)
 
モヤモヤとする「怒り」の下にはずっと感じていた「寂しさ」「悲しさ」があるってこと、なんとなくご自身で感じることできますでしょうか。
 
この「寂しさ」「悲しさ」を癒していくことで、依存的な女性を見ても今よりモヤモヤしなくなってくると思うんです。
すぐに全くなくなるというものではないと思いますが、少なくはなってくると思いますよ。

 さて、これらの感情を癒すのには、まずは寂しかった自分、悲しかった自分を認めることがファーストステップになると思います。
 
そして、次にそんな自分を受け入れること、自己受容することだと思います。
 
私たちの中には「見つめる自分」「見つめられる自分」が居ますが、自己受容のカギを握るのは「見つめる自分」になります。
 
この見つめる自分が自分に優しくできるほど自己受容が出来るものです。
 
孤独で寂しかった小さい頃の自分に対して「寂しかったよね」と語り掛けてあげたり、また、当時の幼き日の自分に「孤独だったよね、甘えたかったよね」と労いの手紙を書いても良いと思います。
 
すると、かむちさんは当時の感情が蘇ってきて悲しくなったり、場合によっては泣きたくなったりすると思うのですが、そのまま感情を感じてあげましょう。
 
こういったことを何度か繰り返すことによって、かむちさんの寂しさが癒されてくると、依存的な態度である女性に対しての見方が変わってくると思うんです。
 
今までは「男性に助けてもらってずるい!」という気持ちがひょっとしたらあったかもしれませんが、癒された後では「私はやっぱり今の自分の生き方がいいわ」なんて思えてくる場合もあります。

この「依存的な女性ばかり男性に優しくされることにモヤモヤする」という感情・・・

かむちさんがずっと感じていた「お母さんばっかりお父さんに優しくされてずるい!」という感情が癒されることによって、変わってくると思います。
 
ご両親を投影することによって、沸き起こる感情がこのモヤモヤの原因だったということですね。

>女性の機嫌を取ったり、立場の弱い女性に妙に優しい男性職員を目にします。こんな時の男性はどのような心理なのでしょうか。

男性には「女性のお役に立ちたい」そんな願望があります。
なので、本能的に弱いものを守ろうとするというか・・・そんなところがある気がしますね。
 
しかし、役職がついている職場での関係は若干違うと思いますが、本来ならば、人と人との繋がりはイコールであればあるほど、信頼関係が築きやすいです。
  
どちらかが依存的であればイコールの関係ではありませんから、自立側が目線をぐっと下げることになります。
それが「優しい」と、時として映るのかもしれませんね。
  
そういうところから見ると、かむちさんのお父さんは、娘であるかむちさんにたいしては「信頼を寄せていた」という風にも捉えることが出来るとおもいます。
 
小さい頃から感じていた「寂しさ」や「悲しさ」がある程度癒せるようになったら、今度は改めて今の自分に問いかけてみて欲しいと思います。

自分はどんな生き方を選択しますか?
 
過去の感情を癒すお手伝いが必要な時には是非、公式LINEからご連絡くださいね!
 
応援しています

 
渡辺サヤ

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