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仕事のベスプラ(4):先に締め切りを決め、会議を入れる。

上司から何か仕事の指示を受けた時、あるいは自発的に何かやりますと言った時、その時点では本当にやるつもりなのに、時間が経つにつれ、他のことに紛れて、結局やらずじまいになってしまう。To Do リストにしっかり書き入れても、そのまま残り続けて、やがて埋もれてしまう。そんな経験はないでしょうか。

結果、しばらく時間が経った後、上司に「あれはどうなったんだ?」と聞かれ、全然進んでおらず叱られ、それを繰り返し、最後には返事ばかり良いが仕事をしない奴というレッテルを貼られてしまうかもしれません。

そんな事態を避けるために、そんな事態にはまりこんでいた私自身が試行錯誤の結果たどり着いたベスプラが、「先に締め切りを決め、会議を入れる」ということです。

あっけないほど、単純ですが、指示を受けた時に、いつまでに完了させるべきかを確認して、その締め切りの数日前に、いま、ミーティングを予定してしまいます。

例えば、Outlookの予定表で、自分と関係者に対して、会議通知を送ってしまうのです。会議室も指定してしまいます。

つまり、周りに対して、そして自分に対しても、時間軸を持って仕事を進めることを宣言することで、自らを追い込み、スピード感をもって取り組めるようになるのです。

また、締め切りの少し前に会議をすることで、会議で得たフィードバックを反映させて、成果物のクオリティーを向上させ得ることもできます。

ヘビーな仕事で数ヶ月を超える時間を要する場合は、中間報告のような形でもいいので、例えば1ヶ月後とかに予定を入れてしまうのです。とにかく、ほったらかしにしておくと、すぐに記憶が薄れ、自分の中のプライオリティが下がっていきます。

人は基本的に忘れやすく、意思の弱い生き物です。少なくとも私はそうです。なので、他人に締め切りを「宣言」することで、その弱点をコントロールする。せっかく組織で働くのだから、上司や同僚をうまく使うのも大事なスキルだと思うのです。

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