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  • 少年サッカーカリスマ指導法

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勢いと元気とパフォーマンス・・・

なんでも同じことが言えると思うが、 エネルギーのあるところに人は集まり、 人の周りには様々なものが集まる。 人間は細かな粒子でできている。 だから必然的にエネルギーのあるところに 好循環が起きるのだ。 サッカーに置き換えると、多少技術がなくても エネルギーがあるとなぜか試合に勝てたり、 ゴールを決めれたりする。 一見不思議に感じるが、わかる人には当然の結果なのかも しれない。一般的に例えるなら、嫌われてるけど結果 を出す奴といったところだろうか。 今日はスキルの高い子

    • やってやれないことはない!やらずにできるわけがない!

      誰しも緊張する場面がある。 子どものサッカーも同様である。 ちょっとの自信がないためにプレーの 経験値が蓄積されていかないケースがある。 例えば、 「1対1勝負仕掛けたいけど、とられちゃうからやめておこう。」 これはよくみかけるシーンだ。 指導者も、「取られるならパスを出せ!」 などという声がけをしている。 確かにその局面だけみればその判断の方が正しいのかもしれないが、 それだと、子どもの中に経験値が蓄積されていかない。 すなわち成長できないままになってしまうのであ

      • 話しを聞くことの大切さ 素直さ

        子どもが全然話を聞かない。 それはあなたに魅力がないか、子どもの興味を引いていないかの どちらかだ。 同じ子供でも誰が教えるかで全く違った表情を見せる。 子どもは指導者の鏡である。 ただ教育が必要な場合もある。 良い指導者の話しは素直に聞いた方がいい。 なぜなら、成功するまでの近道だからだ。 真っ直ぐ目的地まで教えてくれるからだ。 良い指導者の話しを聞く、実践する。 改善する。 これができれば、間違いなく上達する。 素直な子供は、成長が早い。 基本子供は素直だ。

        • 誰のために練習しているのか??

          子どものなかに多いのが、コーチがいる時だけ 一生懸命練習する子どもがいます。 子どもの気持ちになればわからないことは ないのですが、これではコーチがいないと うまくなれないということになってしまいます。 そういう時に子供に伝えている言葉があります。 「誰のために練習しているの?コーチのため?」 この言葉を言うと、子供達は、 「はっ!」 とした顔をします。 人は誰もが自分が得をしたいと思うように 脳にインプットされていますから、 練習することで、自分が得をするん

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        • 少年サッカーカリスマ指導法
          30本

        記事

          子どもの世界は大人以上にシビアである・・・

          幼稚園クラスを教えている。 幼稚園生は基本素直なので良い指導をすれば 必ずうまくなる。 成長速度は計り知れないのだ。 サッカーを始めるのが半年遅れるだけで 物凄い差ができてしまう。 自分のレベルが低くて周囲のレベルについて いけないことを理由にやめようとする子供がいる。 それくらい子供は的確に周囲とのレベル差を 感じているのである。 「大丈夫!必ずうまくなるから気にしなくていいよ!」 と指導者が誠実に対応してあげれば解決するとは 思うが、子どもの真意まではわからない

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          未来を描けるかどうか・・・

          兄弟で弟というのは兄の姿を無意識的に見ている。 兄に好意を持っている弟であれば兄のようになりたい。 兄に好意を持っていなければ兄と反対の道を行くような 傾向がある。 自分の現在地から少し先の未来をリアルに 描けるような環境があるのである。 サッカーにおいて、もしサッカー選手を目指すなら、 自分の現在地と未来をリアルにイメージできるほど 達成率はあがるだろう。 理由は単純で、「思考は現実化する」という脳の機能が 働くからである。 Jリーグの下部組織の子供達は実力もさる

          未来を描けるかどうか・・・

          自分の器以上の選手は育てられない

          少年団の出張指導に行くことがある。 そこで毎回感じること。 指導者以上の選手が育つことはない。ということである。 少年団の指導者というのは、基本ボランティアなので お父さんコーチや学校の先生などが多い。 そのお父さんコーチがラグビー出身者だったりすると ラグビースタイルのサッカーになりやすかったり、 サッカー出身者のコーチだと自分の経験がそのまま チームに現れたりする。 当然と言えば当然なのだが、適当な人が指導者になった場合 はこどもがあまりにかわいそうである。 なぜな

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          頭の整理をするということ・・・

          今の自分は何ができて何ができていないのか。 動きの激しいサッカーの動きの中で、 頭の整理をして臨むことはとても重要である。 昔からサッカーノートを書きなさいと言われていた。 その理由は、頭の整理をすることにある。 そして振り返ることができる。=自分の成長の足跡が見える。 サッカーノートの利点は様々あるが、 一番は目に見えない部分を、 「可視化」 することにある。 これができるようになると自分ルールができてくるのだ。 やることが明確になれば人は行動ができる。 ほしい結果と

          頭の整理をするということ・・・

          子どもが求めているもの・・・

          今日スクールの体験に来た子供がいた。 挨拶をしてきた時点で心を閉ざしている雰囲気満載。 どうしたらこの子を引き付けられるだろうか。 会話をしながら情報を仕入れるがなかなか 彼の心をヒットさせるフレーズが見つからない。 表情が変わらないのである。 そこそこ技術もあって面白い。 しかし、今一つ開けていない様子。 結局スクール終了まで彼の笑顔を引き出すことができなかった。 悔しいが力不足である。 スクール後に親御様と話をしたが、 普段はムードメーカー的な存在だという。 極度

          子どもが求めているもの・・・

          サッカーは判断のスポーツ

          一生懸命練習しました。でも試合では活躍できません。 これは意外とよくあるケースである。 「日本人はうまいけどサッカーを知らないね。」 と欧州の選手に言われる。 子供達の練習を見ていても、ボールリフティング、 ジグザグドリブル、相手のいないパス練習。 「相手のいない練習が多い。」 これの何が問題なのか。。。 「判断力を養うことができない練習ばかりなのである。」 勿論、初心者は基礎が重要なので、シンプルな 技術練習は必要である。 しかし、そればかりに固執しすぎてし

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          女の子は皆まじめ?!それはいいことなのか?

          女の子は皆まじめ 女の子を指導していると明らかに男の子とは違う。 皆真面目である。素顔は違うかもしれないが、 女の子は精神的にも大人であることが多い。 6歳の女の子でさえ、子どもではなく女性なのである。 見ている視点も非常にシビアで鋭い部分を見ている。 だから子供として扱うことを私はしない。 一人の人間、一人の女性として尊重して扱うのである。 魂レベルで考えれば、年齢というのは関係ない。 子どもであっても成熟した魂の子供はいる。 生まれつき才能がある。というのは、その

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          結果を素直に受け入れる強さ

          あいつがこうすればこうなったのに。。。 監督が交代しなければ勝てたのに。。 なんであそこであのプレーを選択したのか。 納得いかない結果に対して、 現実を受け入れられないことというのは多い。 誰にでもあることだろう。 しかし、全ての出来事は全てあなたの責任である。 厳しいようであるが、これは現実である。 客観的に見て、ネックとなる人がいなくなる ことで結果が大きく変わることはある。 自分が権限のある立場であれば、それは できるかもしれない。 しかし、権限を持っている人間

          結果を素直に受け入れる強さ

          明るさと元気の良さは実力の1つである

          明るさと元気の良さというのはエネルギーである。 エネルギーが集まるところにはプラスのものが 集まってくる。 監督が明るければ監督ところに子供は集まってくる。 キャプテンが明るければチームメイトが集まってくる。 ボールはエネルギーのあるところに集まってくる。 これは宇宙の法則なので、どこにいっても当てはまる法則である。 試合をしていても、やはり元気のある子はレベルに関わらず 目立つので皆が注目する。 同じ実力があるならばエネルギーがある選手、魅せ方がうまい選手 の方が試合

          明るさと元気の良さは実力の1つである

          練習では身に着けられないもの

          元なでしこジャパン澤ほまれ選手が引退した時に、セルジオ越後氏が澤選手についてコメントしていた。 「記録もさることながら、練習では身に着けづらいゴールがたくさんある選手。そういう意味ではやはり生まれ持った才能があったと言える。」 確かにそう思う。 ワールドカップで世界一を取った時のアメリカ戦のコーナーからの角度のないところからのシュートなど、 一瞬の判断やタイミングでゴールを取っているシーンが何度もあるのだ。 これは練習で身につけたというより、一瞬の勘やひらめきによる部分

          練習では身に着けられないもの

          ピグマリオン効果とサッカー

          期待をされた人ほどその通りの成果を出せる、という説があり、 それを「ピグマリオン効果」といいます。 これは、60年代、米国の教育心理学者ローゼンタールが説いた説です。 ローゼンタールは、ある学校の小学生に知能テストを行い、 そのなかから無作為に数名の生徒を選んで、 「この子たちが伸びる」と偽りの情報を教師に伝えました。 それを信じた教師が、その子たちを期待をこめて指導したところ、 本当にぐんぐん成績が伸びていったというのです。 これはサッカーの指導にも応用できます。 指

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          教育は絶対に必要

          子どもを教える回数が増えるにつれて感じることがある。 有益な教育には絶対投資した方がいいということだ。 やはりコーチによって子供の伸び方が全く違うものになる。 人間という生き物を理解し、専門知識と経験が豊富な コーチであればあるほど子供の成長率は高くなる。 優秀なコーチというのは、絶対に勉強している。 おそらく圧倒的に勉強していることだろう。 その勉強した知識や経験を子供に還元していくだから 子どもが上達するのは当然である。 サッカーに限らず、教育にお金と時間をかける

          教育は絶対に必要