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【画像24枚】「平野杏子展 -生きるために描きつづけて」(平塚市美術館)

 子育て等の悪夢から見たきっかけに具象絵画から抽象絵画へと進み、そこから更に仏教芸術の要素をミックスするなど、複数回にわたる作風の変遷を繰り返した平野杏子。抽象画と仏教芸術のミックスはポップアートのようなコラージュ調でもあり、一方で構図に対する関心も伺えます。

 卵や目玉などのモチーフを描きつつも、後期に入るとブランクーシ?な抽象彫刻もあり点描もあり民藝調もあり…自分の感情に正直に、描きたいもの、造りたいものを制作し続けたという印象です。個人的には点描の《青海波》、民藝調の《弟橘姫》が好きでした。

青海波(2002)
弟橘姫(1990)
触手のある暦(1962)
蘇生する善知識(1976)
善財南へいく(1974)
ボロブドールの善財童子(1974)
三陵渓(拓本)による習作(左)(1979頃)
南山蘊奥(1980)
摩崖仏讃Ⅲ(1976)
摩崖仏讃Ⅱ(1976)
摩崖仏讃Ⅰ(1976)
盤亀台A(1979)
春の風(1987)
石花天(1982)
春のひびき(マケット)(1992)
側面。逆サイドは看視員さんがいたので断念。
背面。
海の巣(1990)

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