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【囲碁】来期からの本因坊戦の立て直し案

本因坊戦の縮小を悲観しないで立て直し案を考える

本因坊戦の縮小がnoteでも話題になっています。
私を含めて記事にしているクリエイターさんの多くが囲碁界の未来を憂い心配する内容がほとんどです。

決まってしまったものは仕方が無いので、前向きに来期からの本因坊戦の立て直し案を考えていきます。
あくまで囲碁ファンの意見として捉えて頂ければ幸いです。

本因坊戦の縮小内容は拙文ですが、私がまとめた記事を貼っておきます。

本因坊戦は3大タイトルという認識は守る

前提として本因坊は棋聖、名人と並ぶ3大タイトルでした。
3大タイトルに碁聖、天元、王座、十段が加わり7大タイトルとなります。
3大タイトル戦は2日制の碁でしたが、今回の縮小を受けて1日制となりました。
来期からは2大タイトルと5タイトルに格が変わったのが現状です。

本因坊戦は歴史と伝統があるタイトル戦なので、縮小しても他のタイトル戦と差別化を目指すべきだと考えます。

立て直し案1:会場

対局が1日になったことを逆手に取って、会場を工夫してはどうでしょうか。
昨年はラグビー場や博物館で対局しましたが、本因坊家とゆかりのある場所を借りたり歴史ある寺院で対局しやすくなると思います。
歴史と伝統を守るという認識では「箱」をアピールするのは手です。
コストや設営から撤収を含めたスケジュール管理が求められますが。

立て直し案2:昼食やおやつ

会場と合わせてその地域伝統の食材を使用した食事やおやつを取り上げます。
今や対局者の昼食やおやつがSNSに流れるのがデフォルトのようになっているので、取り扱う企業とタイアップしたりスポンサーになってもらえるように交渉してはどうでしょうか。

新聞社だけで現行の規模が維持できない以上、他のスポンサーを開拓して運営するポートフォリオを組むべきです。

立て直し案3:挑戦者決定トーナメント

来期から挑戦者決定方法がリーグ戦からトーナメントに変更されます。
確かに何か月もリーグ戦を行うより一発勝負のトーナメントの方が時間もかかりませんが、この変更点を危惧されている方も多いのではないでしょうか。

立て直し案として、敗者復活戦を採用するなど他のタイトル戦の挑戦者決定トーナメントと差別化をする必要があります。
少なくともベスト4以上は将棋の棋王戦のようにダブルエミリネーション方式を採用して欲しいです。

4/13(木)は今期本因坊リーグ最終日

2日制最後の本因坊戦の挑戦者決定リーグは4/13(木)が最終日です。
挑戦の可能性がある一力棋聖と芝野名人の直接対決なので注目です。

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