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囲碁実戦譜紹介 1局目①

先日の記事で挙げた実戦譜を紹介します。

果たして囲碁noterは部活のOBに勝つことが出来るのか⁉


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第1譜 1-50   黒:F先輩 白:過祭進碁

握って私の白番。黒の先輩Fは序盤が手厚いので、どこまで我慢するかが勝負のポイントです。私の負けパターンをマラソンで例えるとリードを許す展開で、早めに追いつこうとしてスタミナ切れになるか、終盤まで我慢して追いつけずに負けるかです。白50まで穏やかな進行です。白48は自信を持っていたのですが、AIは悪手認定で白50を推奨でした。

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変化図

白50で一段落。今思うと変化図黒59まで左辺白2子を当たりにされると自動的に封鎖されるので厳しくなりそうでした。個人的に白から▲が大きく見え、黒は右上隅か■肩ツキに手が伸びそうです。AIの評価は50手まで少し黒の評価が良いです(続く)。

〇●〇●〇〇●〇●〇

黒(3,7,9)の小林流は年配の方との対局でも頻繁に出てくる人気定石です。実戦は白10とカカリましたが、小林流は苦手で以前はよく負けていました。

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実戦は低いハサミでしたが、二間に挟んで妖刀定石が流行していました。

現代はAIが新定石を編み出し、小林流がそこまで怖くなくなりました。

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多少の変化はありますが、白の実利と黒の厚み双方の主張が通っているので、旧定石より好きです。



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