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恋人、同性と異性の差、感じるキモチは同じ

口内炎が痛くてもごはんはしっかり食べるかさねです、ごきげんよう🦥
今日は同性の恋人のお話をします✎

2010年6月20日
あなめでたや、めでたや!
赤い糸が結ばれました
その日から10年と数ヶ月、今でも変わらず大好きな人のお話

出会い

同じ専門学校に通う仲間でした
科は違えど、合宿で意気投合した私たち
また、同じ市に住んでいるということもあり、通学を共にしたり、仲良くなるのにはそれ程時間はかかりませんでした

"同性"に対しての悩み

これに関しては、本当に人それぞれだと思います
私はまっっっっっったく何も感じませんでした
当事者になるとは思っていませんでしたが、偏見は全く無かったので、すんなり受け入れられたのかな、と感じます

ただただ私の目に映る恋人は、意思が強くしなやかに生きるとても素敵な人間でした
ひとりの人間として尊敬しており、この人と人生を共にできれば私自身もしなやかに生きられる、と感じていました

あ、もちろん見た目もどストライクです

異性だろうが同性だろうが、私が向けるこの深い愛を言い表せないくらいの人間にはもう出会えないと思います

異性の恋人

それまでは好きになる人間は異性のみでした
そもそも、本当に好きだったのかも怪しいもので、あの人を見るとドキドキするから好きなんだ、程度

あまり恋愛体質ではなかったので、恋愛経験は少ないと思います

彼女と付き合う前は異性の恋人がいました
なんとなく「恋人がいる」ということに憧れて付き合っていただけです
その時もう既に今の恋人のことが好きだったので、本当に興味本位で付き合ってみた、が正解
その人の中身もみていなければ、外見もあまり好みじゃなかったし、口を開けば「結婚」「介護」で、まだ若かった私には荷が重すぎました
歳の差もあったので、仕方ないとはいえ…
彼には大変失礼なことをしました、ごめんね

すき、を重ねて

恋人は当時メンズファッションで通学しており、なんとなく恋愛対象は女性なのかな?と気付いてはいました

ただひたすらに"遊びに誘う""ごはんを一緒に食べる""放課後待ち合わせる"毎日

信頼関係を少しずつ少しずつ築き、
恋人は私に「遠距離の彼女」が居ることを話してくれました

その"カミングアウト"をされた時は
やっぱり!チャンス、チャンスーーー!
と、強いメンタルの私でした、笑っちゃう
どこからその自信が湧いてきたのか
でも、それ程

「私の方が絶対恋人のこと大好きだし、今の彼女より幸せにできる」

と自信があったのですね
ポジティブが縁を繋いでくれました
これは見事な"ピンチはチャンス"

それからは、すきすき、だいすきアピール

元々スキンシップが多かった私たち
付き合う前から、手を繋ぐのはあたりまえの日常でした
片想い中の私は、ドキドキが溢れるのと同時に(これ程仲良しなのに、付き合っていないんだよなぁ)とずーんとしたり…感情がころころ変わって、恋愛って忙しい…と感じていました

告白

専門学校を卒業しお互い社会人になり、平日は仕事、休日はお互いどちらかの家で遊ぶか、カラオケに行ったり、少し遠出をしたり
その頃は運転免許取得したてで、カーナビも無く、ひたすらに道に迷ったりして、それすらも楽しかったことを覚えています

お互い、当時の恋人とはお別れをしていました

いつものように恋人の部屋で寛ぎ、他愛のない会話をしていました

「かさねが私のものになるのと、私がかさねのものになるの、どちらが良い?」

意味深な問いを投げかけられました
頭をフル回転させて、その言葉の本当の意味を考えているうちに

「ずっと好きでした、付き合ってください」

私の口から自然とこぼれ落ちる言葉
止まる時間、焦る私

「こちらこそ、よろしくお願いします」

喜びと緊張と安心
2人で涙が止まらなかったこと
分岐点で選んだ道、選ばせた道

2010.6.20
ふたりの大切な日となりました

結びに、

少し長くお話しましたが、ひとに恋をすること自体に性別は同じでも違っても何ら変わりないと思います

好きなひとが笑えば嬉しい
好きなひとが泣けば悲しい
虹が出てたら1番に教えたいひと
おいしいごはんを一緒に食べたいひと

ね?何ら変わりないこと
少数派、たったそれだけ
そんな些細なことがあたりまえの世の中になってくれるといいと切に願っております



それでは今回はこの辺りで🌷
ご自愛くださいませ🍀
かさね🦥

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