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2月20日は野間神社『二十日祭り』です✨

こんばんは🌙*゚

この投稿を書いているうちに、日付を跨いでしまいました…

19日に投稿したかったのに…!告知なのに…!

さてさて
本日は2月20日!

南さつま市笠沙町がにぎわうお祭り!
『二十日祭り』でございますよー✨

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正しくは『野間神社例祭』というそうです⋆͛📢

野間神社さまの御祭神は

・ニニギノミコト(天皇家始祖)
・コノハナサクヤヒメ(ニニギノミコトのお嫁さん)
・ニニギノミコトの息子、三皇子
長男のホデリノミコト(海の幸を司る神様・海幸彦。隼人の祖先)
次男のホスセリノミコト(初代天皇・神武天皇の大伯父)
三男のホヲリノミコト(山の恵みを司る神様・山幸彦。初代天皇・神武天皇のおじいさん)

1月6日のTwitter投稿「ニニギノミコト上陸の地 黒瀬漁港」の回で
ニニギノミコトと笠沙のご縁について書いているので
ぜひ読み返しつつ、三皇子についてもチェックしてみてください🔎

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また、野間神社さまにはかつて、
娘媽神女さま(ろうましんにょ)が祀られていました。

中国大陸の海岸部を中心に信仰されている
𓊝𓄹𓄺航海と漁業の女神さま𓊝𓄹𓄺 ‎
現地では“媽祖様”と呼ばれ
台湾でも厚く信仰されています。

媽祖様の言い伝えはいろいろとありますが
片浦にはこんなお話が伝わっています👴👵

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中国に1人の神女がいました。
ある日、神女の父と兄の船が海難にあい
父は助かったものの、兄は海で命を落としてしまいます。

深い悲しみの後、神女は
「これから海で遭難したときは、私のことを思い出してください。
私に救いを求めてくれたら、必ず救いましょう」と言い残し
海に身を投げたそう。

神女の遺体は、黒潮にのって片浦に流れ着きましたが
身体は美しく皮ふもまるで桃の花のように美しいまま。
まるで生きているかのような姿だったそうです。

笠沙の人々は大変驚きながらも、ただの人ではなく神様だろうと丁重に弔ったところ

その3年後、中国から神女の遺骨を引き取りにきたという人が訪れて
神骨を分骨して故郷の地へ持ち帰られました。

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航海の安全を祈り身を投げた
娘媽神女さまが祀られていたこと

実際に航海した船乗りたちも、沖から野間岳を見て航路をとっていたことから

野間神社さまでは航海安全と豊漁を祈願し、奉納やお祭りが行われてきたのです⛩✨

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ちなみに、二十日祭りではかねてから
赤生木の市崎木場で伝承される
南さつま市指定無形民俗文化財の「棒踊り」が奉納されてきました。

今年はコロナの影響もあり、奉納は行われないようですが

来年、状況が落ち着いていれば
鎌や薙刀を振り歌う棒踊りが見られるかもしれませんね!

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本日は野間神社の社務所も開けられます。
お札やお守り、御朱印もあるそうですよ😊

それでは、本日はここまで🙋‍♀️

明日は

・二十日祭りのお写真
・二十日祭りで奉納されてきた赤生木の棒踊りについて

の2本立てをお送りします*॰ॱ✍

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みなさんの「二十日祭り体験記」が投稿されるのも
楽しみにしておりまーす🥰

photo : Mr.S
いつもありがとうございます♡

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