柏木公宰のエッセイ 第五十九回「頑張るな」
最近分かったことがある。
僕は頑張れば頑張る程上手くいかないことが多い気がする。
何か新しいことに挑戦するときに「今回は本気出して頑張る」と意気込むのですが、最終的によくない終わり方をする。
逆に適当にはじめたことが上手くいったりするので、本当分からないものである。
なので今後柏木は頑張らないようにしようと思います。
何をするにも適当で雑に、100%中2%の力で物事に取り組もうと思います。
そうすれば全て上手くいくはず・・・
でも実は「頑張らない」ことは意外と難しいのです。
人は一日を過ごしきるには「頑張る」しかないのです。
朝早く起きて仕事に向かい、ご飯を食べて趣味に没頭し、そして明日に向けて全力で寝る。
何気ない一日を過ごしているようでちゃんと頑張っているのです。
この頑張っている中で如何に力を抜くかが難しい。
人に迷惑を掛けずに適当にやれるか・・
サボりはするがやるべきことはちゃんとやる。
普通に頑張るよりも頑張らないといけないのではないのだろうか・・
でもちょっと待ってください。
これじゃあ「頑張らない」ことを頑張っているような気がするのですが。
でもこれぐらいやらないと人は力を抜けない。
もっとチャランポランになれるといいなー。
でもこのエッセイを書いてる時点で「頑張ってるなー」と感じてしまった。
むずかしい・・・・
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