お疲れさまです。香椎マヤです。
8月31日の夜が来ますね。多くのお母さんたち、大変お疲れさまでした。

夏休みが、夏が終わりです！

だからといってまだまだ暑いことには変わりはないし、まだ平日とは言えないバタバタは続きます。
そしてもしかして、新学期になりさらにバタバタ忙しくなる人もいらっしゃるかもしれません。
とにかく、今日も明日も乗り越えていく私たちへ「お疲れさまです！」

「子どもの宿題は親のがんばり度合いが見られてる気がする〜」とは、ママ友に会うたびに話題になって私は笑っていたのですが、リミットが近づくほどに私の機嫌と具合ばかり悪くなるという情けない日々でした。

顔を見るとつい「あれ終わった？」「あれもうやったの？」と言わずにおれず…。
子どもと自分は違う人間だと分かっているのに、なかなか切り離せないダメな母親を今年もやってしまいました。
良い母の道は遠い。

みなさまも、夏休みとなるときっと自分と子どもとの距離が否応なしにギュッと縮まっていましたよね。
気になることも目につくところも、幼いところもできていないことも自分に差し迫ってくるようで、それがなんだかイライラ感じられたりして。

極力、口に出す言葉は「できるようになったね」にフォーカスしようとしたのですが、私の場合は後半だんだん心がこもらず苦しかった笑。

この本がずいぶん私の煮詰まった脳みそをクールダウンさせてくれたので、よかったらどうぞ。

スピリチュアルな精神論のように見えて、質問コーナーでは作者の奥平さんがバッサバッサとお母さんの悩み=思考の偏りをぶった斬ってくれていて気持ちが良いです。
私もこんなふうに子育てしたいな〜！

8月は今夜が2度目の満月ですって。そしてかなり大きく見えるみたいです。
癒しの月、なのだそう。
この頃は朝晩は風が涼しくなって、親子でゆっくり満月を眺めるにはよいかもしれません。

そして、満月が起こるうお座は優しさとか受容とかってキーワードがあるんです。
忙しさにささくれた気分の夏を終わらせて、今夜くらい優しい気分になれたらいいですよね。

ただこのうお座の優しさって、神の目線？というのかスケールがデッカいというのか。
ただよりそう親切心だけでなく、「ぶっ壊しちゃえばいいよ〜！」とか「全部やめたらいいよ！」という感覚に近い、ある意味では恐ろしい優しさなんです。

『8月31日の夜に。』という活動がNHKなどを中心に起こっているのはご存知でしょうか。
悲しいことですが、8月31日は10代の若者が自分の命を終えてしまう数が多い日なのだそうです。

宿題ができていなくっても、学校がだるくても、友達いなくても、先生に嫌われていても、あなたの価値は揺るぎないんだよ〜！だから死ななくっていいんだよ〜！という当たり前のことも、伝えるのは難しいですね。
子どもにとってはこれらが世界の終わりのような苦しみに思えることは、私にも想像はできます。

逃げる先が、学生の間って少ないんですよね。
学校に行って教室で一日中過ごすという以外の選択肢は、子どもたちからは見えないようにされています。

今夜のうお座の満月は、どうかいま気持ちがツラい子はひとりで見ないでほしいな、なんて思っています。
信頼できる大人と、愚痴でも言いながらアイスクリームでも食べながらダラダラ見てほしい。

「子どもは学校に明日から行ってくれるかしら」と心配なお母さんは、どうぞお子さんと一緒にお月見してください。
そのときは励ましたり約束したりしないで、お子さんの昔話をしたりお母さんの子どもの頃の話をしたりなんかして。

今夜はいったん宇宙規模で物事を考える気分になってみてください。きっと、大丈夫。少しずついい方へ向かいます。
不安に取り込まれないように、今夜は穏やかにお子さんと過ごせますように。

体の疲れも出やすい夜になるかもしれません。
あまり悲観的にならず、「満月だからだろうな〜」とのんきに受け止めてくださいね。

うお座満月の力を味方にしてまた明日から、生まれ変わったような気持ちで新しい日が迎えられるはずです。