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「転生貴族、鑑定スキルで成り上がる(4)」感想・ネタバレ

どんな本?

私は日々忙しい毎日を過ごしていますが、その中で読書は私にとっての貴重な癒しのひとときです。そんな中、『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』シリーズという作品に出会いました。

このシリーズは元々原作を読んでいたのですが、物語にどっぷりと没頭することが難しく、その魅力を存分に味わうことができなかったのが残念でした。しかし、ある日アニメ化の情報を得て、さらには漫画版が存在することを知りました。その瞬間、この作品の世界に再び触れるチャンスが巡ってきたと感じました。

私がこの本を読みたいと思った理由は、このシリーズが「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作であること、そして異世界での成り上がり物語という魅力的なプロットに惹かれたからです。主人公のアルス・ローベントが、鑑定スキルを使って弱小領地を強大な領地へと変えていく姿勢は、成長と冒険の興奮を感じさせてくれます。

アルスは平凡なサラリーマンから転生して弱小領地の嫡男となり、鑑定スキルを駆使して優秀な仲間たちを集め、最強の領地を築く道を進んでいます。しかし、彼の父であるレイヴンが病に倒れ、ミーシアン州の総督が暗殺されるという出来事が起こり、状況は一変します。

父の代わりに立ち上がるアルスは、戦いに向けての覚悟を固めます。しかし、父から課された「テスト」と呼ばれる試練が彼を待ち受けています。アルスは仲間たちと共に、未知の未来に向かって進んでいく決意をするのです。

読んだ本のタイトル

#転生貴族 、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(4)
著者:#井上菜摘 氏
原作:#未来人A 氏
キャラクター原案:#jimmy  氏

あらすじ・内容

転生し、弱小貴族として異世界を生きることになったアルス・ローベント。現代同様、異世界でも体力・知力ともに平凡だったが、“鑑定スキル”という人の潜在能力を知ることが出来るスキルを生まれつき所持していた。アルスは自分の民たちを守るため、“鑑定スキル”で弱小領地を最強の領地へと変貌させていく───! 「小説家になろう」で累計PV3000万超の大人気作! 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記!

弱小領地の嫡男に転生したアルスは、“鑑定スキル”で発掘した優秀な仲間たちと最強の領地作りに邁進中。可愛い許嫁、リシアも政治力抜群!明るい未来への道を順調に歩むアルスだが、父・レイヴンが病に倒れ、さらにミーシアン州の総督が暗殺されると、状況は一転する。迫る大戦に向け、父に代わり立ち上がるアルス! しかし、初陣を前に、父からある“テスト”を言い渡され…!? 弱小貴族が隠れた逸材と共に突き進む、大人気異世界統一記、第4巻!

転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ~弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた~(4)

感想

原作の小説より描写が細かい漫画。
しかもヒューマンドラマが素晴らしかった。

今巻ではアルスの父レイヴンが病の身体でありながら、隣のサイツ州から侵攻してきたサイツ州軍の迎撃に向かいました。
最初はアルスが戦場に向かうと言っていましたが、レイヴンはアルスが戦士の顔になっていないと言いました。
試しに死刑囚の死刑執行をアルスの目の前で行い、死刑囚の死に顔を見たアルスは嘔吐までせずに済みましたが、えずいてしまいました。

それを見てレイヴンは”生物として正しい反応で自身も昔はそうだった”と言いながら、アルスを置いて戦場へと赴き、一月以上戦場におり帰ってきた時には意識を失っていました。

そこから意識を戻したレイヴンはリーツ、シャーロット、ロセルを呼び出して息子を頼むと3人にお願いしました。

このエピソードは原作には無かったものです。

さらにアルスを心配して領地に駆けつけたリシアにもアルスを頼むと言い、最後にアルスを呼び出して、自身はもう次期に死ぬと言ってアルスに後を頼むと言いました。

それから親子2人で長く語り合い、その翌日に父、レイヴンは亡くなりました。

領主レイヴンの葬儀でアルスは自身が当主を引き継ぐと宣言し、総督の座を巡る兄弟喧嘩の戦争に参加することになります。

カレナ郡の軍勢の目標はペレーナの制圧。
しかし、ペレーナは四方を兄派閥に囲われているのに何故か此方に寝返らないのか、リーツ、ロセルは不思議に思います。

それを聞いたアルスは調査させて欲しいとカレナ郡長に具申し、許可を得たアルスは、かつてリーツが所属していた傭兵団と取引していたシャドーと接触するためにカレナ郡の酒場へ赴きます。
でも、場所は子供が来るところでは無い酒場。
最初はビビっていたアルスでしたが、ウェイトレスを"鑑定"たらその能力に驚いてしまいました。

あまりの動揺に落ち着くためにトイレに行ったら、そのウェイトレスがナイフでアルスに自身がシャドーの人間だと分かったと聞いて来ました。

言わないと殺すと言われ、生命の危機と思いきや、リーツがトイレに飛び込んで来て、さらにリシアも乱入。

リーツの武力でウェイトレスを抑えて、リシアが脅迫します。
それに落ちたウェイトレスでしたが、ウェイトレスがシャドーの頭のファムでした。
しかもファムの見た目は少女なのに、彼は22歳の男性でした。

その彼に、アルスはペレーナ領主が何故に相手の派閥にいるのか調べる仕事を請けて欲しいと言います。

この作品は、家族の絆や友情、成長というテーマが織り交ざりながら、異世界の魅力を描き出しています。アルスの物語は、彼自身だけでなく、仲間たちとともに進んでいくことが強調され、その結果がどのように導かれていくのか、興味津々です。

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