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「愛されるコンテンツの創り方」

古坂大魔王 さんと 前田裕二 さんの対談イベントに参加した。この内容、大変有益だったので、まとめました。

今回の対談に参加してお二人の愛を感じることができました。この気持ちをツイートしたら、前田さんがRTしてくれました。ありがとうございました。こうやって繋がってるって気持ちを持つ気持ちって、今回の対談の内容でもあるんですよね。そのときのツイートがこちら。

何度かに分けて、この対談イベントを紹介していきますね。

今回は前半をまとめています。

コンテンツの話は具体的な話になってくると、「君はね」「あなたはできたけでしょうけど」などといった成功者の論理になってくる。これを前田さんは抽象化してプレゼンしてくれるという嬉しい話から始まった。

【結論】

愛されるコンテンツを作るには、愛されることを意識せず、愛することを中心に考える

自分が作ったコンテンツを愛してほしいということを意識するのではなくて、自分から愛しにいくことを意識した方が効率がいい。

【なぜか?】

①「愛される」ことはアンコントローラブルだから

愛はコントロールできない。自分が誰かを愛するのは誰にも文句は言われない。でも、他人が自分のことを愛してもらえるかはわからない。

②愛には反報性があるから

返報性とは返ってくるということ。スキってすごい言われたら相手も好きになるよね。人間関係相手に対してどれだけ愛情を振り向けられるかが、そのあと相手から返ってくる愛情の大きさをはかっていると思う。

「愛する」には2つある。

①自分のやっていることを全力で愛する
②自分の周りにいる人たちを全力で愛する。

「愛されるコンテンツ」にも2つある

①QUALTY型
緻密な計算や戦略がもたらす、圧倒的な品質の高さで人の心を奪う(コトが軸になる)

②REALITY型
身近さやコミュニケーション、余白の存在が人の心を奪う(ヒトが軸になる)


OUARITY型の事例
「緻密な計算や戦略がもたらす圧倒的な品質の高さで人の心を奪う」
■アート作品(ピカソ、ゴッホ、バンクシー・・・)
■有名アニメ作品(ドラゴンボール、ドラえもん、ガンダム・・・)
■有名楽曲 小室哲哉の「小室コード」Am→F→G→C (カノンの法則)
      →山下達郎の普遍性
      →ポケベルではなく「ベル」を使用(廃れない)
■ヒットドラマ / 映画
■人気YouTuber
■有名レストラン etc・・・

【四象限】

タレントと呼ばれる人たちを4つに分類

ファンの多さ 横軸 

ファンとの距離感 縦軸 遠ければ遠い程上、近ければ近い程下

もともと下の二つは存在しなかった。インターネットの存在で縦と横の相関ができた。TwitterとかSNSを活用してファンと交流を繰り返すことで人気になる。

昔左上 偶像ぶらなきゃいけない でもファンは少ない。何らかの力で右に行く(マスメディアの力かプロデューサーの力か)

秋元康さんは偶像じゃなくて、本来偶像であるアイドルが身近になることによって、これがプレミアムを生み、ファンの熱狂を生む。そういうファンの作り方があるよ。っていうことで会いに行けるアイドルを作ったら右下のマーケットができた。これでBができた。

ホリエモン、西野廣亮などがそう。

右上で偶像性を利用しながら、たまにBへ。ファンを増やして上に行く。

REALITY型の方程式
「愛情と懸命さと余白」
①:圧倒的愛情
・対聴衆、及び、対自分自身や自己コンテンツ
・QUALITY型にも通じる普遍的な要素
②:①から生み出される懸命さ
③:②から生み出される余白

圧倒的愛情が一番大事。インターネットで嘘が全てバレる。
自分が人気者になりたいと思ってチヤホヤされたいだけだなとか、事務所に言われてとか、企業がスポンサーついてるからツイートしてる状況だと、全てが言葉尻からわかってしまう。

なるべく露出を隠してピンポイントだけ出るという今までの芸能界の在り方が、基本的に日常から全て見れるってものに変わっていった瞬間、オーディエンスに対して愛情を持っている人と持っていない人との差がどんどんひらいていく。これはQUALITY型にも通じる。

①~③が紐づいているところがポイント

圧倒的愛情をもっているとどうなるか?ここ(これは対談イベントなので、このイベントの会場という意味)にいるお客さんとそうでない人間に比べて勝たせてあげたいと本気で思う。貴重な時間を割いてここにきてくれている。このお客さんに対して、愛情があるとどうしたらこの人達を幸せにできるのかという一生懸命さが生まれてくる、一生懸命やるんだけど、人間は人間なのでミスる。一生懸命やってる過程でミスると更にファンのエンゲージメントが上がるっているのが方程式になっている。これが余白。

これらの話を下記の4名の方のエピソードを交えて語っていただいた。

大西桃花さん ←Twitterアカウントはこちら
「5時半の女」SHOWROOMで毎朝配信中

ビスケッティ佐竹さん ←Twitterアカウントはこちら
SHOWROOMをステージではなく、楽屋に!視聴者をPに!

MAYAさん ←Twitterアカウントはこちら
シンガー。特別歌が上手い訳ではないけど・・・。この余白を活用!

中嶋元美さん ←Twitterアカウントはこちら
ハンディキャップを余白に変えた!

他にもたくさん、楽しいお話を聴けました。何度かに分けてまとめをアップする予定です。

私は一番やりたいことは、まとめも大切だと思いますが、それプラスアルファで自分の視点、オリジナルな部分、私自身のエピソードと紐づけて文章にしていきたいと考えています。それが本当のインプットになるはず。以前参加した対談イベントをまとめたnoteが自分の体験に基づいて書けたので、これを目指したいと思っています。

ご興味ある方は読んでみてください。


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