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2023.11.15『WOWOW presents NEW ERA SOUNDS』@Zepp Shinjuku


ひと月くらい前でしょうか。ライブ情報を見てすぐに「これは行くぞ」と決めました。だって見てみてよ、このメンツ。普通に楽曲派対バン2本分くらいのボリュームがあって且つSエリア6kってお釣りが来るレベルでしょ。


出演全12組。


そんな中でも、目当てはタイトル未定さんだったわけなのですが、素直に言います、入場時申告したのはオケトーさんでした。

言い訳①。この日はオケトーパーカーを着て行ったから。それで違うグループ答えたら整合性がおかしくなるでしょ。東京の季節感があんまりわからなかったので暑くても寒くても対応出来そうな服装を考えたらそれだったんよ。

シンプルなロゴがかっこいい。背中にはロゴマークっていうやつ?がでかでかと。

言い訳②。オケトーの入特もらいたかった。結局特典会行けてないので使えてないけど。


しかしオケトーはマジでハズレがないよね。今回のライブもめちゃくちゃ良かった。『螢』持ってくるとは思わないじゃん。やられたよ。個人的には『LiP』と双璧をなすまいまい曲と思っている『Cloud 9』もブチ上げでした。ありがとうございました。



そう言えば全員ツインテールにしていた。かわいい!!


と、オケトーの話はこのくらいにして。



最後に登場したタイトル未定さん。

初Zepp Shinjuku🔥

平日ということもあって、遅い時間だったから間に合った人もいるのかな。大トリだったのは、せっかく北海道から来てくれるのだから少しでも多くの人に観てもらいたいという配慮だったのかも知れない。ちなみに自分は運良く最前で観れたので全体でどのくらい入ってたのかはわかりませんが。


以下、ライブを見てのあれやこれや。



水流

1曲目。思わず宙を見上げた。
何が聴きたいって、観たいって、どれも素敵な楽曲たちなので極論なんでもいいんだけど、その中でも何か1つと言われたら今回は『水流』だったので。理由はまだライブで観たことがなかったから。
YouTubeの映像では何度となく見ていたけれど、やっぱり生で見るのとは違うだろうなと思っていたし。

映像では、美しさとか、儚さとか、そんなようなものを感じていたんだけれど、実際に見るとそこに「力強さ」が加わっていた。

歌詞の部分で言うと、

纏った尾ひれも この胸びれもきっと  (川本)
この世界から逃げ出すためにあるわけじゃない  (阿部)

自分はまずここで泣いた。

そして、

いくつもの時が巡って
いくつもの日々を辿って (冨樫)
誰かの頬を濡らして 胸へと注ぎ込んで (谷)
いつか君の心浸すことができるだろうか? (川本)
身を捩る 前へ行く(阿部)

タイトル未定として、いや、そのもっと以前からか、
刻んできたそれぞれの時、そして一緒に歩んできた道。
始まりから逆流の中を泳いできた、そんな日々だったかも知れない。それでも逃げずに、身を捩るように前へ、前へ。


今でもずっと同じ夢へと (冨樫)

ここの冨樫さんがすごいのよ……涙こらえるのに必死だったよ。


本当にすごいとしか言いようのない、圧巻のパフォーマンスでした。


にたものどうし

これに続けたのは『にたものどうし』。
対バンライブでは多分珍しい。自分の行った今年6月の(タイトル忘れたけど)リキッドルームでもやっていたけれど。あの時は変にこの曲の意味を勘繰りすぎたりもしたっけな。

アルバム『青春群像(2023ver.)』にも収録されたので今後ライブで聴ける機会も増えていくのかも。それにしてもアイドルの対バンでこういう聴かせるバラードは稀有なので、タイトル未定らしさだなぁと。

位置的に川本空さんが目の前で、あんまりまじまじと見たことがなかったので彼女の様子を見ていました。緊張の表情の中にも、周りやお客さんを少し見る余裕もあったように思う。言ってももうキャリア1年半以上になるんだもんな。学業との両立には本当に頭の下がる思いです。この日も翌日の朝イチで北海道へ。今回は自家用ジェットじゃなかったらしい。


『にたものどうし』のアウトロから間を空けずに『花』。
感覚的なイメージですが、冷たく深い青(水流)→静寂の白(にたものどうし)から世界に鮮やかな色と温度を取り戻すような。
阿部葉菜のまっすぐな歌が響く。

雲ひとつない空が予感させるんだ
新しい季節がやってくると

フロアにもその温度が広がっていく。
心地良い空間。
全身に幸せを浴びる。
これが『花』という楽曲の力か。すごいな。


青春群像

今度はあべはなが目の前に。
ということは、そうです!青春群像!
こちらはもはやド定番と言っていいライブ曲。特に後半に来ることが多い。

この日は阿部葉菜さんが「平日なんて関係ないですよね!?」と煽る(笑)。悪い女だ(←言い方)

でもさ、こういう楽しみというか息抜きというか、解放される時がないと生きる力が湧いてこないことってあるんだよ。それは人によって違うけど、何か1つ、出来ればいくつか、持ってると良いよね。それが自分にとってはタイトル未定の音楽であり、ライブであり、メンバーの存在であり。

なので、本当にいつもありがとうの気持ち。
何度だって伝えるよ。


灯火

あっという間に5曲目。
自分は単色のペンライトを使うのが好きなので、(あべはなの一応担当カラー的な)赤を持っていこうと思ってたんだけど家に忘れてきて。仕方なく途中で色を変えられるやつを用意してから行ったのですが、灯火やるならオレンジ使えるじゃーんとなり、結果良かったのかなとも。せっかく投資したのでこれを機にこのタイプも使っていこうかな。
オケトーも曲によって何曲かカラーを変えるみたいなやつがあって(『桜音』…ピンク『螢』…イエローなど)、あれ良いなぁと思っていたので今回未定さんでやれて良かったなあと1人で満足してた。他にしてた人もいるかもだけど。
あと、ラスサビを皆で歌うやつ(やってたよね?自分だけじゃないよね?)も個人的には初めて出来て嬉しかった。一緒に歌うのって場合によっては批判もされるんだけど、これに関しては良いなぁと思うんだよね。優しさがあるっていうか。どう言っていいかわからないけどそんな感じ。

大きくて眩しいステージで観る『灯火』もまた格別だったなぁ…。(余韻)


鼓動

ラストは『鼓動』。
もう改めて言うまでもないほどの一体感を作れる曲。どこでやってもどのタイミングで入れても外さない。本当に強い。そんな最強の武器を使っても使わなくても強いのが今のタイトル未定さんの確かな地力だなと思ったりもします。
約6時間に渡るこのイベントの締めを飾るのに相応しかったです。



ライブ後の特典会も盛況で、なんとか1人1回ずつ行くのがやっとでした。他のグループの気になった人たちもいたのですが、これはもう仕方ないですね。

阿部さんには、甘がえるになりました。(というネタです)
『水流』は1曲目なので緊張していたらしい。なんか、会えただけで話せただけで嬉しかったのであんまり実のある話はしなかったな(笑)。また今度ね。

冨樫さんには地元・旭川に関するとある話。
興味があれば読んでみてください。ガシは本当に優しい。好き。

谷さんには「めっちゃ久しぶりだね!」と言われた。話したのは…わからん、2月のワンマン以来かも知れない。実際に会うと顔が小さすぎてわかってても「小さいなー」と思っちゃう。また東北行きたいとも言ってくれてありがとう。

川本さんも久しぶり。こちらはもう前人未到ファイナル以来とかかも。「私たち、会うのは初めてですか?」と聞かれたので(聞き方かわええな)と思いつつ「すごく久しぶりです」って答えました。あとラジオ楽しいですって。(時間的に)もう特典会切りますよ〜ってPが言ってた中でまだ並んでいる人もいて、長々話すのも申し訳ないので早めに切り上げてしまってそれはそれで川本さんに申し訳ないような気もして反省。



終演後のZepp Shinjuku。天井たっかいな。さすがZepp



そんなわけで、いろいろ横道に逸れながらライブの感想+‪α‬を書いてみました。

そんなに回数は行けない中、1回1回を大切にして、こうやって感情の記録を残していくことも、ちゃんとしていけたらいいなぁと改めて思っています。

読んでくださった皆さま、ありがとうございました!!
これからもよろしくお願いします。


おわり


お気持ちだけで十分嬉しいですけれども、もしサポートしていただけましたら 我が家のかけがえのないにゃんこの命を守るために大切に使わせていただきたく存じます🐱(*^^*)