かっしー

心を言葉に。好きには嘘つくなよ

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タイトル未定『最適解』を語り尽くす

どうも、かっしーです。 12月20日にタイトル未定の新曲『最適解』が配信リリースされました。 その前から何度かライブで披露されたり、地元の北海道のラジオで流れたこともありまして、なかなか現場で観ることは難しい私は「とにかく音源くれ!」とリリースを心待ちにしておりました。 間違いなくこれからのタイトル未定の重要曲になるし、個人的にも“一生に一度出会えるかどうか”という作品に出会ってしまった気がしています。 そう思う理由を自分なりに解読?してみたいです。 長いです。 歌詞

    • #青く染まれ

      3 「今日はありがとう。また来ますね。」 終演後のライブハウス。 間もなく日付が変わる。 まだ今日の余韻を残したまま、東京へ向かう車に乗り込む。 自分たちが作った音楽を携えて全国各地へ。 そんな生活を続けて、もうかれこれ20年近くになる。 この間、音楽業界を取り巻く環境は大きく変わった。 CDは売れない時代になった。 ライブが出来ない期間もあった。 それでも、今、こうして音楽で飯が食えている。 それどころか、 この国じゅうに友人が出来て、 自分たちの音楽

      • #青く染まれ

        2 将来の夢は何ですか? 昔は、プロ野球選手。 今は……。 今は? ・ 高校2年の夏、大きなケガをした。 担当医によれば、投手としての再起は難しいだろうとのことだった。 それでも、幼い頃から唯一続けてきた野球だけは諦められなくて。 俺にはこれしかないんだ。 投手としてダメでも野手ならやれる。 チームに必要な選手になる。 その思いだけで必死に筋トレして、寒い冬も誰よりも走り込んで、 高校3年の夏はベンチメンバーに入ることが出来た。 野球の神様はまだ俺

        • #青く染まれ

          1 私は、アイドルに憧れていた。 かわいい衣装を着て、キラキラの笑顔を振りまく。 見るだけで元気になれる。 魔法使いみたい、って思った。 そんなアイドルになりたかった。 でも。 私にアイドルなんて、できっこない。 私みたいな、 地味で、目立たなくて、 取り柄になるものもないし、 顔だって、あの子たちみたいにかわいくなんてないし、 始めからわかってたよ。そんなこと。 私はこの世界の脇役でしかないんだって。

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        タイトル未定『最適解』を語り尽くす

          川菜光生誕祭2024〜ありのままで〜

          アイドルとしてデビューしてもうすぐ1年。 その問いかけはそのまま今の自分へと向けられているのかも知れない。 「理想の私になれていますか?」 -------------------------------------------- 2024年2月27日 かすみ草とステラ単独公演・川菜光生誕祭🎂 オープニングムービー。 川菜さんの前に現れたもう1人の川菜光。 「あなたは理想の私」。 アイドルを身に纏った私。 ステージの上では自信が持てる。 そんな流れからの1曲目

          川菜光生誕祭2024〜ありのままで〜

          趣味だからこそ真剣に。単推しと箱推し、などの話

          思いつきアイドルオタクコラムです。ベラベラと書いていきます。 まず、「単推し」と「箱推し」(※用語としての説明は省きます、わからなければググれ)は、 相反する概念ではないということを確認しておきたい。 「単推し」の場合、特定の誰かだけが好きとか推すということにはなるけれども、その好きな人(仮にAさんとしておきますか)の属する場所、グループ、それに対しては一切興味無いなんてことは有り得ないと思うんだよね。少なくとも自分の中ではない。 もちろん最初のうちはそのAさんだけに夢

          趣味だからこそ真剣に。単推しと箱推し、などの話

          恋は盲目

          どうやら見つけてしまったみたいです。 もう君のことしか考えられない。 どんなラブソングを聴いていても、 すっきりとした青空を見上げる時も、 「光」という文字を見つけた瞬間も、 僕の脳裏に浮かぶのは君のことなんだ。 この気持ちに名前をつけるなら、 それはもう「恋」と呼んでしまっていいのかも知れない。 アイドルに恋?笑っちゃうよね。 少なくとも数年前の僕ならば。 いや、その自分ももしかしたらただ認めたくなかっただけだったのかも。 恋する気持ちはそれだけでステ

          2024.1.20 『ZUNDA LiFE!』 〜君の広げる世界は一緒なら大丈夫〜

          かすテラ!初仙台!!やったー!! ということで勢い込んで臨んだ『ZUNDA LiFE!』。 主催のiLife様ありがとうございます😊 ステージ上には仙台にまつわるパネルというかオブジェというか、ライブタイトルにもなっているずんだ餅、政宗像、こけし、七夕飾りなど。そういう空間の作り方までもこだわっている辺り、良いエンタメだなぁと思いつつ見ていました。 さて。 そんなイベントでの一部始終を書き残しておきますか。 自分が入場したのは#よーよーよーから。 まず現場の状況

          2024.1.20 『ZUNDA LiFE!』 〜君の広げる世界は一緒なら大丈夫〜

          夢を叶える方法

          運営、という呼び方はなんとなく好きではない。 人間として見ていないような気がするからかな。 プロデューサー、マネージャー、スタッフ、まあ何でもいいんだけど、当たり前に皆さん人間で。 自分が人間扱いしてくれと思うなら、まずは相手を人間として見ることからだよね。普段の人間関係にも通ずること。 そんなわけで、今回は運営さんの話から少し書いてみます。 ---------------------------------------------------- きのホ。プロデュー

          夢を叶える方法

          2023.11.15『WOWOW presents NEW ERA SOUNDS』@Zepp Shinjuku

          ひと月くらい前でしょうか。ライブ情報を見てすぐに「これは行くぞ」と決めました。だって見てみてよ、このメンツ。普通に楽曲派対バン2本分くらいのボリュームがあって且つSエリア6kってお釣りが来るレベルでしょ。 そんな中でも、目当てはタイトル未定さんだったわけなのですが、素直に言います、入場時申告したのはオケトーさんでした。 言い訳①。この日はオケトーパーカーを着て行ったから。それで違うグループ答えたら整合性がおかしくなるでしょ。東京の季節感があんまりわからなかったので暑くても

          2023.11.15『WOWOW presents NEW ERA SOUNDS』@Zepp Shinjuku

          アンサー、にたものどうし。

          僕は、ひとりぼっちだった。 誰も信じない。信じられない。信じたくない。 「1人で強くならなきゃ」と思って生きていた。 護るべきものなんて要らない。 むしろ無い方が気楽でいい。 大切な何かを失うことは、とてもつらいから。 そんなある日、出会った歌声に、 その言葉たちに、 冷たく固まりきったその心が、 解けていくような音がした。 『だって何一つ欠けたってもう自分ではないし』 『迷い もがく その中で生まれた 気持ち 言葉 全部連れていかなくっちゃ』 まだ名

          アンサー、にたものどうし。

          夏が来れば、君に会える。

          やって来ました。 TOKYO IDOL FESTIVAL 2023 初日! 雲ひとつない空が予感させるんだ 新しい季節がやってくると。 --------------------- 12時30分〜HOT STAGEに立つタイトル未定を見届けに。 他にもまぁ色々。笑。 現地には9時30分頃に到着。 何から何まで初めてのTIF。タイムテーブルを見るとすでにオープニングセレモニー的なのは始まってるみたいだったけど、まずはどこに何があるかも分からないので実際に歩いてみて

          夏が来れば、君に会える。

          TIF2023メインステージ決定に寄せて。

          今年も、メインで逢えるね。 TIF初日の8月4日、タイトル未定は メインステージ「HOT STAGE」に登場する。 今年はメインステージが野外に設置されるらしい。 以前もそうだったのかな? 自分はオタク歴こそ長いけれど、実はTIF未経験。 なので正直なところ、その歴史とかも触れてこなかったし、MAPとか見てもよくイメージが湧いてこない。こんなんで大丈夫かな?笑 今年はもともとメインステージ争奪LIVEを見る目的で初日のチケットは確保済みだったので、その初日にタイトル未

          TIF2023メインステージ決定に寄せて。

          喜びもほころびもともに超えていきましょう

          川本空は 「メジャーを変えたい。」 と言ったという。 彼女の「変えたい」という発言が意図するところの詳細についてはわからないが、X JAPANやGLAYなど名だたるレジェンドロックバンドを敬愛する川本の言葉であるということから鑑みれば、彼らと同じような音楽史に名を残す存在になりたいという願望の表れだったのかも知れない。 北海道発のアイドルグループ、タイトル未定。 『何者かになろうとしなくていい。何者でもない今を大切に。』 をコンセプトに、札幌を拠点に活動している。 そ

          喜びもほころびもともに超えていきましょう

          「タイトル未定は人生。」番外編〜出逢えたタイミングには意味がある〜

          タイトル未定さんの楽曲を好きに語るシリーズが楽しすぎたので、ついついまたnoteを書きたくなってしまいました。 今回は軽く重ためな話になるかな。 軽く重ためってなんだよ、という感じですが。 出逢えたタイミングには意味がある。 もともと自分にもどちらかと言えばそういう考え方はあったけれど、そんなに強く思ってたわけでもなく。でも推しメンは、いや、阿部葉菜さんは、それをもうずっと前から言ってて。 僕がタイトル未定と出会ったのは、今よりもメンタルがだいぶ調子が良くなかった頃の

          「タイトル未定は人生。」番外編〜出逢えたタイミングには意味がある〜

          短期集中連載「タイトル未定は人生。」Vol.21『栞』〜いつか、思い出して泣き出してしまうような 君を型取った本当の恋をする〜

          短期集中コラム第21回です。 よろしくお願いします。 そして今回でコラムはひとまず最終回。 タイトル未定『栞』 作詞作曲は山崎あおいさん。 とても好きな歌ですね。タイトル未定は全部好きなんだけれども。 麗しい。 そんな表現をしたくなるようなイントロから始まります。 待ち遠しかった春の近づく兆し。 けれど、それは同時に切なさも連れてくる。 あえてはっきりさせないでおく。 そういうことってあると思います。 白黒をつけることで何かを終わらせてしまう、怖さっていうか。ぜん

          短期集中連載「タイトル未定は人生。」Vol.21『栞』〜いつか、思い出して泣き出してしまうような 君を型取った本当の恋をする〜