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日記

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晩夏の余韻

「先生、俺はどうしたらいいんですかね。」

そう言いながら、手元のグラスを見つめていた。空調のあまり効いていない空間で、グラスが汗をかいている。水滴が僕の手を伝ってコースターに着地していく。忙しい中時間を作ってくれた先生に対し、まっすぐ自分の悩みを打ち明けようとずっと思っていた。先生に会うことで、何かが腑に落ちたり、それこそ導きでもあるんじゃないか、そう思っていた。

藁をもすがる気持ちだったはず

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