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革靴のスタイリング孝

今日はそれぞれの革靴を最大限に活かすスタイリングを考察。靴にも様々な種類やデザインがあるがその靴を最大限に活かすスタイリングを心掛けたい。

ぼくが革靴の個性を活かすために1番大事にしてるのはルーツや出自を活かすという事。お酒が好きな人はよくわかると思うが、土着の酒はその土地の料理によく合う。まれに和食にワインとかを合わせたりするが、上級テクニックだ。それと同じで靴のルーツや生まれた背景をファッションとリンクさせる事が靴を活かす1番の近道だとぼくは考える。

・ブリティッシュスーツとフルブローグ

お馴染みのBEAMS中村氏のスーツのスタイリング。スリーピーススーツの柄は英国由来のウインドウペン、このスーツには英国由来のフルブローグだ。今流行りのタッセルローファーでは軽すぎ、ストレートチップでは硬すぎてしまう。

・ソリッドスーツ

ソリッドなスーツの着こなしはforzastyleの干場氏がお手本。超シンプルなスーツにはシンプルな黒のプレートゥ。スーツも靴も柄や装飾が少なくなればなるほどフォーマルでドレッシーになる。もっとストイックに着こなすならストレートチップを、ちょっと外すならモンクストラップをチョイスしてもいい。

・カントリースタイル

スーツとは違ったフルブローグを活かすジャケパンのスタイリング。
茶スエードのフルブローグには英国由来のチェックとハンティングに用いられたオイルジャケットが合うというお手本のようなスタイリングだ。このスタイリングが素敵なのはパンツを白にして爽やかさも加えてある事。真似したくなる着方だ。

・ブレザーとローファー

最近、人気のローファー。ローファーの起源は諸説あるが、ノルウェーのモカシンをベースにアメリカのbass社が作成したものが今日親しまれているローファーのベースとなっている。ブレザーやレジメンタルタイ等アメリカンなアイテムとの相性は抜群だ。


・まとめ
ここまでいろいろ述べてきたが、基本は自分が好きな靴を好きなように履くのが一番だ。(ここにきてそのオチはないだろうが)だが近年の何にでもローファーを合わせとけば間違いないという風潮に違和感も感じているのも事実。(特にB社のスタッフに多いぞ)

ローファーが決まるスタイリングもあれば、他のスタイリングの方が相性がいい着こなしもあってまた当然なのだ。

また、ルーツや相性に縛られ過ぎて逆にワンパターンにならないようにも気をつけたい。頭でっかちにならずに柔軟に、ファッションは理論も感性も同じぐらい大事だからだ。


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