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新システム導入ゴリ押し方法を考えてみる

前回の投稿から、4日。
休みを挟んだというのもあるけれど
なんやかんやトラブルにも見舞われました。

おひさしぶりです。

忙しいのは悪くないとは思ってはいますが
余計な忙しさは無いに越したことはない。
ましてや、人間だもの。
楽がしたい!
そのためには業務を定型化し、
負担を減らすことは必須となってきます。
そのためにも、新システムを導入したい。
そのためにどうするのか。
どうゴリ押しするべきなのか。
ちょっと考えてみました。

【前提条件】導入したいシステム

今回新規導入を目指しているシステムはコチラ

あれは昨年のFOODEX JAPANでのこと。
その時見かけたKAMINASHI工程管理のUIに一目惚れしたのがきっかけでした。

そして、導入についてより本格的に検討するようになったのが
KAMINASHIレポートのリリースアナウンスです。

確かちょうど第二者監査が立て込んでいて
その報告書を作成するのに
文書作成に向いていないExcelと向き合っていた時期でした。
そんな中で受けたアナウンス。

Excelとあんまり仲の良くない私にとって
まさに神の啓示(大げさ

そんなこんなで、
どうすれば導入してもらえるのか。
そこを探っていきたいと思います。

まずは後ろ向きな要因を潰す

やはりここは一番に打っておくべき手ではないかと
メリットのアピールじゃなくて
導入に二の足を踏む条件を予め潰しておく。

弊社の場合だと
・年間維持コスト
ここに尽きるのではないかと。
その他の部分はメリットの提示でなんとかなると思っています。
何だ。当たり前じゃないか。
そう思いました?
でもですよ。その当たり前が大変なんです。
食品業者かつ中小企業だと。
このデータを見てください。
<img alt="スクリーンショット 2020-02-10 21.13.13" src="https://d2l930y2yx77uc.cloudfront.net/production/uploads/images/19094805/picture_pc_8ad9ebc764a147d261d52c44c8827f5f.png" width="620" height="120">

出典:業界動向SERCH.COM

業界規模としては大きいですが、
伸び率、利益率ともに下位に沈んでいます。
特筆すべきは利益率です。

画像1

1位のアリアケジャパンさんはおいといて
トップ企業ですらこの利益率です。
皆さんがよく聞いたことのあるメーカーさんなんかは
軒並み10%切っています。
そんな業界に生きている弊社。
当然のことながら、利益率も推して知るべし。

そんな中でいかにこの導入コストがメリットを生むのか。
数値を叩きつけるしか無いでしょうなァ…

と、いうことで。

普段のコストをざっくり計算

弊社当然ながら様々な会社とのお付き合いをさせていただいており
安全性確保とそのエビデンスのためには帳票が欠かせません。

とはいえ特異な業種であるので、帳票の数は実はそうでもなかったりします。
ざっと数えて…11。
更に管理も考えてまとめたり作り方工夫したりで、
可能な限り管理を楽にするようにしています。
その印刷代が

11×30=330/一回

330×20=6600/月

うん。思ったより紙代はかかってないかも。
そこに人件費がのしかかってきます。
¥1500/h、1日2時間管理、25日実施

1500×2×25=75000/月
合計で¥81600/月

結構かかってるなぁ…人件費でかいなァ…
(それでも低い方。)
ここまでは目に見えるコストです。
ここまでは経営層も計算してくるはずです。
ここからが勝負所。

目に見えにくいコストで勝負です。

まず、紙の帳票ではエラーは報告がない限り
リアルタイムでのアラートは発生しません。
見逃されればそれまでです。
特に、CCPに関わる部分が見逃されると
企業として致命的な損害が出る可能性が大きい。
弊社の測定タイミングは1時間に1回。
となると最小の被害額だと

¥300,000/h位。(でかいなこれ)

これを回避できるなら導入する意義はあるはず。
ちょっと強引すぎる理論な気もするが、
合計40万円弱のコストを抑えられるのであれば
導入する意義しか無いぞ!!

もちろんメリットも推す

導入する様々なメリットについては
KAMINASHIさんのHPで詳細が解説されています。

今一番私がメリットを感じているのは
監査のスマート化
品質管理の人間にとって
監査及びその後のやり取りは手間でしかありません。
冒頭に書いたように、
Excelと嫌々向き合う拷問はなんとかならないものかと…
2者監査の際は、ほぼほぼExcelでやり取りです。
是正証拠の写真貼り付けるのがほんっとに手間です。

第3者監査についても、似たようなことが言えます。
また、監査を実施する側から見ても
リアルタイムで証拠を収集しやすいツールとなります。

それと、地味に効いてくるのが、
監査情報の共有化です。

Officeソフトベースで出てくる監査結果
そして監査に対する是正報告

社内共有のシステムをきっちり構築していない会社にとって
この情報の共有はかなりの難題です。
メール?そんなもの見てもらえません。
加えて、見たことある人はわかると思いますが、
是正報告書とかあんなの見る気起きないです。
作ってて虚しくなります。
その点、このシステムだと視覚として捉えやすいものになっています。

いや、もうこれ導入するしか無いでしょ

Let'sゴリ押し

新しいシステムは3月に正式リリースとのこと。
あとゴリ押しに足りない要素としては
関連会社がいかに導入するか。

KAMINASHIレポートの真価を発揮するためには
関連会社を巻き込む必要がありますからね。

この点については私も色々と勧誘しなきゃいけないなと思っています。

と、いうことで。
私もしっかり多方面にゴリ押し、進めていきたいと思います。


私事ですが、この度JFSの監査員に登録できる様になりました。
今後監査会社への登録からの監査業務も考えています。
また、食品安全に関するコンサルティング及び研修も実施できます。
詳しくは弊社までお問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございます!

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