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構内散策とクラス分け

今日は朝からオリエンテーション。でもちょこちょこ間で時間が空くので、ゆっくり構内の散策をしました。勉強にしっくりくる場所を探してうろうろしつつ写真を撮ったりしたので、いつも以上に写真多めでお送りします。

ここはStudent Centre。野外みたいに見えるけど、屋内で、主に学生の勉強スペースです。中にカフェもあるし、屋上にも出れるらしいです。無料で使えるパソコンがずらーーっと。そしてそこかしこに電源があります。木材とコンクリートのつくりで、モダンですね。

おっと、いきなり”センザンコウ”パイセンのお出ましです。メインのキャンパスのところにおもむろにおいてあったんですけど、なぜ。これ、哺乳類なんですよ。しかも一目一科(センザンコウは世界で数種いて、センザンコウ科が所属する鱗甲目にはセンザンコウ科以外の科はないということで、つまり、すごく特殊ってことです)。フォルムがいいですよね。この特殊な鱗が漢方薬になるとかで、乱獲されて絶滅が危惧されています。

センザンコウさんも剥製でしたけど、実はこの方も剥製だということです。UCLの創立者ジェレミーベンサム先生。UCLは医学科から始まった学校だったので、ベンサムさんの遺言で死後は献体されたとのこと。そして、今は蝋で固めて剥製を作っているらしい。昔は頭蓋骨も中に入っていたらしいですが、今は別に保管されているとのことです。近くにある保守派のライバル校King's College Londonの学生に何度も盗まれたからだとか。(ちなみに、UCLは創立時から、すべての人種や宗教の人、女性をイギリスで初めて受け入れ、キリスト教に弾劾されたダーウィンの種の起源の発表を許可した、めちゃくちゃリベラルな学校です。なんか、アメリカ西海岸のUCバークレーとスタンフォードの戦いみたいな話ですなあ。)

ベンサムさんの説明書き。

図書館の中にはおもむろにいろんなものが置いてある。大理石の像ってバターみたいだよね。

たぶんギリシャ神話のなんかの一場面(無学をさらす)

ドームの裏側。

図書館。ここのイスと机は低めで使いやすかったです。エアコンないから、空調寒すぎないのがよかった。天井高いせいですごく広く見えますけど、見た目よりは狭いです。図書館は10個以上構内にあって、それぞれの図書館に専門書が置いてあります。学部や専攻ごとに専門の司書がいて、探し物の相談ができるとのこと。ネットで電子図書も見れる。ありとあらゆる情報が学生として利用できるのは大学の魅力ですね。いっぱい使って高い学費のもとを取らねば。

そうこうしているうちに、クラス発表の時間が来たので、もう一度大教室に戻りました。どうやってクラス分け発表するのかなあと思っていたら先生が「ハイ皆さん携帯出してーー」

どどーん。QRコードかよ!これにアクセスすると、クラスが書かれた名簿が見れます。あまりに大胆すぎて、ちょっとびっくりしたけど、なるほど合理的。

ちなみに私は6番クラス。授業が午前に固まるタイプ。午後じゃなくてよかった。まず、目的のレベルでソートされて、その後出身国とかジェンダーバランスとかで組んだらしい。っていっても750人くらいいるこのコース、98%くらい中国人っぽいんですけどね。

夜ご飯は売店のインドカレー。3.15£(400円強)なり。お願いするとあっためてもらえるんだけど、電子レンジが終わった後、5分ぐらい店員さんに気付いてもらえなくて、待ちぼうけを食らった。

夫の噂通り、イギリスのインドカレー、レベル高い。でもやっぱりちょっとしょっぱいなあ。今日は30度越えで暑かったから、辛い物おいしいっす。30度超えるとこっちの人たちは暑い暑いってひいひい言ってます。
実はこの後、もういっこ面白いことがあったんですが、また今度にします。ではまたねー。

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