キングボンビーに耐えた男
※桃鉄を知らない方は何のことやら?という記事です。
くだらないのでお暇な方だけどうぞ♪
桃鉄フィーバーが吹き荒れるわが家の週末。
とうとう息子にあの試練のときがやってきた。
初のキングボンビーにして、なんとキングボンビー星に誘われてしまったのだ。
息子はまだ小学生である。
それなのに、涙目になるどころか、キングボンビー星でも腐らなかった。
それどころか、地球上で弱キャラのコンピューター相手にウホウホとゴールしまくる私に「徳政令を買っていただけないでしょうか?」と懇願し、ボンビラス星で孤独に耐え「金ならいくらでも持っていけ」と強メンタルで地球への扉をこじ開けて帰還した。
その栄誉を称えながら、息子の希望したタイミングで徳政令を施行した。
息子よ、キングボンビーに耐えてこそ、桃鉄魂が根付くのだ。
キミはもう立派な桃鉄侍だ。
そして私も、一瞬、仏心を出したがゆえに、己にボンビーがつき、そのターンでキング化するという「ヨイヒト桃鉄あるある」をひさびさにやらかした。くぅぅぅ・・・しかし、これもまた立派な桃鉄魂の証だ。
翌日は夫も交えての桃鉄だった。
夫はとても優しく我慢強くそして穏やかな人間だ。
しかし、顔色一つ変えず人にボンビーをなすりつけることができる。
息子はこの冷徹な父親をどう見ただろうか。
そしてその攻撃に私は耐えていた。
危うく「オイ、オマエ」と口にしないよう「オイ」で留めた。
昨日は見たこともないニューボンビーに35億分の物件を飛ばされた。
これはハリケーンの新バージョンらしい。
さらに、コンピューターキャラについていたキングボンビーがデストロイ号に変化した。
今回のバージョンから投入されたらしく、私も夫も「なんだこれは」と慌てた。
息子はすでに一人でコンピューターと対戦し、予習済みだったので、慌てる親たちに適切な説明をしてくれた。
そして、夫・息子連合軍は1億にも満たない被害だったのに、私・娘連合軍は67億分の物件も焼き払われた。
この不条理こそ桃鉄である。
焼き払われたということは、農林物件も入っていたのだろうか・・・
娘はサイコロ先生と呼ばれている。6分の1を出す確率が異常なのだ。
「さん、さん、さん、さーーーーーーんっ!」で本当に3を出す。
しかし、急行系に滅法弱く、サイコロが増えるほどしょぼい結果を叩き出す。
分数だとか、地理だとか、勉強になると言ったが、そんなのかんけーねーとよしおのように大声で言おう。
いや、息子の地理力はすごい勢いで加速している。
しかし、それよりも言いたいのは、桃鉄は、ただ、ただ、楽しいってことだ。
息子は桃鉄をやるとその日必ず寝付けなくなることがわかった。
うん、やっぱり思考力は相当鍛えられるな。
フォトギャラリーよりktamagoさんのお写真をお借りしました。
桃太郎電鉄にピッタリ!ちなみにわが家はデパ地下の地方菓子コーナーで必ず『きびだんご』を買います(^^♪
ありがとうございました。
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