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今日もまた一日

今日は半年ぶりの太郎のMRIです。

聴覚過敏の息子が1時間近く身動きできない状態で爆音の機械に閉じ込められます。

明日どうなるかわからないのは命あるものであればみんな等しい。

けれど、「いつも通りの生活が続きますよ」と審判を受けなくてはならないことは受け入れ難い。

1年の中で数日。検査を受ける前の数日は息苦しい。

初発とは比較にならない衝撃だったんだ。

行きたくない。



そして、小児慢性特定疾患の手続きのために書類をプリントアウトする。

医師の意見書を取らなくてならないからだ。

去年は感染病の関係で手続きが不要だったため、2年ぶり。

息子の病名を一覧から検索する。

吐き気がする。どうしたってこんなものは見たくない。

印字された文字はふかふかの心を引きちぎる。

引きちぎられてもただそれを受け止めるだけ。

悔しさなんて感情はもう何万回と味わった。

ただ、もうあんな治療を受けさせたくない。それだけだ。



サムネの山。この山に魅せられて引っ越しをしました。
この地で生まれ変わる、そう心が叫びました。
病気は降ってかかったものだったけれど、そこに意味とかそんなのを感じたくもないけれど、どう生きるかを選ぶ人生になりました。

すみません。コメント欄を閉じます。
たぶんみんなコメントしてくれちゃいます。
でも心配させたいわけでは全然なくて、この気持ちをどこかに形にしておくために書きました。
辛い時、助けてと言えるタイプの人間です。
助けてほしい時は素直に大声で呼びかけますのでご安心ください。


行ってきます。

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