居続ける二人からの贈り物
何もかもわかりたくて、すべてを飲み込みたくて、殻を突き破りたくて、大切なものを守れる力がほしくて。
願いだらけだった日々がありました。
そんな時に出会った人に決めました。
この企画の贈り先。
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その人は、見えないものを見ることができるからこそ、現実に力強く根を張ることを大事にしていました。
見えないものを見る力でだれかを助ける時は、己の為であることを貫いていました。
決して奢らず、謙虚で、真摯な人。
何年も続くブログにはその心模様が描かれています。
満員電車に揺られながら目に入る全ての人の安らぎを祈り、趣味のマラソン中には道端で転がる石にも心を寄せ、風邪をひいて寝込んでも異物として入り込んだウィルスにさえも労っていました。
仕事でもプライベートでも誰かに、何かに対していつも深く深く潜ります。
それはまるで、己の欲や経験という服を脱いで、相手の地面の下まで潜り、根っこの先が吸うものをしっかりと見に行く…そんな風に私には見えました。
どうしたらそんなことができるのだろう。
羨ましくて、憧れてたけれど…
反面、眩しすぎました。
スピリチュアルから離れていくタイミングで、少しずつブログを読まなくなりました。
散々お世話になったのに、恩知らずにも名前さえすぐ浮かびませんでした。
そして、このnoteを書き始めてからようやく思い出したのです。
れあれあさんだ。
そうだ、れあれあさんだ。
お元気ですか?れあれあさん。
スピリチュアルって少し敬遠されるんです。
ほんのりバカにされるんです。
勝手に心配もされちゃいます。
うん、わかります。その気持ち、わかるんです。
だって私もそうでしたから。
けれど踏み入れたから手に入れたものは私の支えになりました。
今は、新しい何かを受け入れるつもりもなく、距離を置きながら、得たものを大事にしています。
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この企画、気軽に参加を決めました。
けれど、かけがえのない家族を想うnoteはすでに何度も書いていることもあり指が進みませんでした。
この人は?あの人は??といくつか書き始めたのですが、途中で違和感が出てきて止まりました。
企画のために書いている感じがしたんです。
違う違うそうじゃない。
たった一人、誰よりも自分に届けること。
私のnoteの決まりごとです。
これまでも誰か一人のことを何度も書いてきましたが、自分へ向けてという姿勢は貫いたつもりです。
誰かに贈るnote…
やはりこのnoteも私に贈ることになりました。
この企画がきっかけとなり、れあれあさんにふたたび触れることができました。
いつからか離れたくないのに離れてしまったれあれあさんの綴る言葉とまた出会うことができました。
出来ることなら、一度だけでもれあれあさんのブログに訪れてみてください。
もし、ここで出会えた友達が、そうしてくれたら、私は嬉しいです。
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れあれあさん
おだんごさん
同じひらがな4文字。
たったそれだけの共通点です。
けれど、二人とも『そこに居続ける』人です。
ああ、そういうことなんだなぁ
そう思ったnoteになりました。
読んでくださってありがとうございました。
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