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歴史マンガはムズカシイ??

小さい頃から、本もマンガも大好きな私はまさか「歴史マンガ」が読めない子どもがいるとは思わなかった。

私は、兄のジャンプ、姉のマーガレットの盗み読みをしていたマンガのエリートだ。ちなみに、自分のお小遣いで買っていたマンガは「おまじないコミック」だ。そう「おまコミ」。え?知らない?

そんな私にとって、歴史マンガとは、「読んでいるうちに勝手に歴史を覚えられる最高に便利なもの」という認識でいた。

しかし、歴史マンガを読めない子どもに出会った。

我が息子、6年生の太郎(仮名)だ。

どこの歴史マンガがいいの?

今や歴史マンガは多くの出版社から出されている。

私の子ども時代は1種類しかなかった。
この歴史マンガで私は中学受験も大学受験も乗り越えた。
そう、歴史マンガの先駆者『小学館』のコレ☟

わが家がお迎えした歴史マンガは『集英社』出版のもの。
ジャンプ好きの親を釣り上げる手法にまんまとハマってしまった。
表紙を人気漫画家だ描いているのだ。
2巻なんてもはや『ジョジョ』でしょ?

もう一度買うチャンスがあるなら私はこっちを買うかもしれないと思っているのが『角川文庫』の学習シリーズ。
小・中学生をターゲットにしているだけあって、情報量が多すぎないところが良い。
読みやすさに定評もあるし、他のマンガと違ってハードカバーじゃないので子どもが扱いやすい。

小学館と集英社は大学受験レベルまで、角川も高校受験までなら十分通用すると言われている。
数冊ずつ図書館で借りてみたが、私はどこの出版社のものを選んでも後悔はないと思う。
なので、子どもの意見を尊重して決めるのが一番だと思う。
マンガにおいて、絵柄の好みはとっても大切なのだ。

歴史マンガが難しい理由

歴史マンガが本棚に美しく並んだ。
惚れ惚れしてしまう。

さあ、太郎よ!歴史マンガの世界へようこそ!

しかし、数か月経ってもその整然とした美しさは変わらず保たれていた。
当時5年生の太郎は、何故かずっと2巻までしか読まないのだ。
ひたすら弥生時代を研究してる。
名もなき主人公の男の子と卑弥呼しか出てこない。
いつまで弥生時代にいるんだい?
続きが気にならないのかい?

読んでいないマンガなんて宝物でしかないと思っている私は不思議でたまらなかった。
太郎がそのワケを教えてくれた。

「誰が誰だかわからなくなるんだよねー」

ほぉ、何度読んでも混乱するから3巻から撤退していたのか。

人物ごとの歴史マンガを読んでみよう

太郎の告白に私は考えた。
歴史の流れを把握していくには、どう考えても「マンガ」の力をお借りしたい。
太郎の話をよく聞いてみると、主人公がしょっちゅう入れ替わることが混乱を招く最大の要因だと気づいた。

ふむ、ではこうしよう↓(呪文メルカリ)

人物ごとの歴史マンガなら主人公は入れ替わらない。
息子のお気に入りは天下の米将軍「吉宗」!

ドラえもんシリーズ以外はこういうハードカバーが多いです。図書館でもたくさん借りられました!!



太郎の目が輝いた。「めっちゃ、わかりやすい!」

飛鳥時代では聖徳太子はもちろん、天智天皇も読んだ。
奈良時代は見つからなかった。
平安時代は、豊作!平清盛、空海、紫式部もいた。
主要キャラクターを押さえると時代の流れにもうまく乗って読めるようになった。

息子は今、最も難しい20巻前後を何度も読んでいる。
成長が伺えるぞ!

あとがき

私は、学習マンガが大好きです!!

だから、きいすさんのサークルに入会したら必ず1発目はこの記事にしようと決めていました。

6年生の息子は本好きとは言えません。
(両親ともに本好きっ子だったのに)
好きな本は星新一のショートショートのみです!!

でも、子ども新聞や学習マンガは読みます。
それも、何度も何度も読みます。

本好きじゃなくてもマンガなら読めるかもしれません。
活字慣れってとても大事です。

小学生の勉強がメインとなりますが、学習関連の記事をマガジンにしました。

勉強好きな親がやりがちな失敗談や、「算数くん」の息子が悩んできたことや今の歩み(読解力に光の兆し有り)、それを1年生の娘に活かして実践していることも一緒にお届けしていきたいなと思います。
よかったら覗いてみてください。

入会したサークルでもたくさんの学びの種が詰まっていて、ワクワクが止まりません。楽しんで参加していきたいと思います。

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