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ジャニーズ事務所の再建について考えてみた

こんにちは。とても久しぶりの投稿です。一度途切れてしまうと習慣を取り戻すのも難しい。そんな私でも思わずnoteにまとめてみようと思うニュースが出てきたので、しれっと復帰。


ジャニーズファンの私


社会人になってからの私はジャニーズに支えられたと言っても過言ではない。ファンクラブに入っていたことはないが、特定グループを箱推ししている。CDやDVDを入手し、彼らの出るメディア、YouTubeをチェックすることで、日々やる気と活力をもらっている。

ここ半年のジャニーズ事務所の出来事

そんな私もBBCでジャニー喜多川氏の性加害問題が報じられ、国連が調査に来日し、調査委員会が調査報告をし、そして先日のジャニーズ事務所の会見といった一連のニュースにはかなり注目していた。SNSでは色々な意見が飛び交い真偽も不明に言いたい放題であったが、事務所からの会見でこの一連の流れがクリアになった。

ジャニーズ事務所はジャニー喜多川氏による性加害を認めた。被害者は膨大であり、被害者への個別の対応はこれからだが、まずはこの点大きな一歩となる。

ジャニーズ事務所の再生に向けて


さて、この事実認定の上でもし私が事業再生を請け負ったらどのような手段を講じるだろうか。
重視すべきポイントは2点。被害者への十分な謝罪と補償及び現所属タレント(デビュー組もJr.も含む全員)の活動の場の確保だ。

被害者への十分な謝罪と補償

1点目は言うまでもない。加害者亡き今、残されたジュリー氏及びジャニーズ事務所新経営陣が代わりに行うことになる。この辺りどの程度が十分なのか、そこの意見を述べる知見は私にはないが、弁護士等と相談のうえで十二分に行われる必要がある。ただし、こういう時に便乗して金を得ようとする人たちもいるので、その辺り公平に公正に行われるべきだ。

現所属タレント(デビュー組もJr.も含む全員)の活動の場の確保


2点目が(ジャニーズファンである私にとっても)とても重要だ。タレントには罪はないと言いたい気持ちもわかるが、ジャニーズ事務所所属のタレントと契約をするということは、ジャニーズ事務所と契約をするということだ。一般的に企業間取引においては、取引先の審査が必要だ。人類史上に残るような性犯罪を行っていた方が立ち上げた会社で、その方は亡くなっているとはいえ、その方の親族が株を持ち、代表取締役に残っているような会社とは取引の継続が難しい。しかもその親族は性加害を見過ごしてきた可能性のある人だ。ジャニーズのタレントの皆さんが会見後各々頑張っていく旨を発信しているが、個人の頑張りではどうにもならない部分もあるし、活動の場は狭まっていくだろう。現にCMは打ち切りになり、おそらく地上波の番組のスポンサーによっては、地上波にも出られなくなる。NHK等は公共性も高いのでジャニーズ事務所のタレントは出演できなくなるのではないか。
タレント達に今までのような活動の機会を提供するためには、タレントの受け皿となる別会社を作るもしくは大手芸能事務所に事業譲渡をする必要があるだろう。私が経営陣で、所属タレントの事を思うのであればその決断をするだろう。しかし、ジャニーズ事務所はその決断はしなかった。今まで通り社名を残し、所属タレント一丸となって頑張っていきます感を出している。これがジャニーズの絆なのだろうか。

あ。2点目を実施するともうジャニーズ事務所としての再生はなくなってしまうが、、、でももう会社としての形にこだわる必要はないのではないか。

ジャニーズファンとしてジャニーズのタレントの皆様へ思うこと


まだ会見から2日。これから退所するグループも出るだろう。個人事務所を立ち上げるタレントもいるだろう。ジャニーズ事務所として対応しないのであれば個々で活動の場を求めて動いていくしかない。でもタレントの皆さんには忘れないでほしい。ジャニーズ事務所との契約をする企業はなくなるということを。今まで日常に合った環境はガラッと変わっているということを。その上でファンを悲しませない選択を各々してほしい。

個々のタレント達は魅力的であるため、個人となってもライブをしたり、舞台をしたり、YouTube等でもエンターテイメントを提供することはできるであろう。個人となることでいきなり今までのような大きな会場でライブをすることはできなくなるかもしれないけれども、個の力が強いので、少し時間はかかっても色々な形で皆さんの活躍を見ることができるだろう。ジャニーズ事務所への感謝の気持ちもあるだろうし、辞めて何も関係なかったかのようにふるまうことも心苦しいものもあるのかもしれないが、一ファンとしては、エンターテイメント業界にまだ身を置いてくれるのであれば、その活躍を見られる機会を多く提供しつづけてほしい。

と勝手なことを書いているが、どのような選択をしても推しは推し。これからも応援し続けていきたい。そのためにも、ジャニーズ事務所新社長にはもう一段階踏み込んだ決断をして、タレント達の活動の場を確保できる経営判断をしてほしいと思った次第でした。



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