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絵の上達がしたい!


何か特にやっていることはありますか?
という質問がありました。
私もめっちゃ超絶画力欲しいと日々思っているくらいなので、特に上手い方ではないと思うのですが…
一応絵でお仕事させていただいていますので、何かあったかな……とつらつら考えてみます。

試行回数を回す

多分まずはこれだと思います。
「継続は力なり」とはよく言ったもので、以前の記事でもお話しましたが、絵を描かなかった時期は物心ついてからありません。
漫画を描かなかった時期も落書きや絵日記、似顔絵を描いていましたし、漫画も15年くらい中空きがありますが、独身時代と数年前からの2期にわたって描いています。

独身時代の原稿は残っていないのですが、2016頃から漫画を再開してからデビューまで、1500枚程度の完成原稿を作っています。
(落書きやカラーイラストは含まず)
思うように描けないことも多く、自分の画力の無さに悶え苦しみながらも続けられたのは、二次創作という暖かいコミュニティのおかげでした。
二次創作は「創作のゆりかご」と呼ばれていますが本当にそうで、拙くても読んでもらえて褒めてもらえるので、まず一番大事な「楽しく続ける」ができるのが最高です。

コルク漫画専科の課題でした
思えば遠くへ来たもんだ笑

漫画に関して言えば、同人誌という趣味は、どんなに下手でも満足いかなくても、描きあげて入稿しなければイベントで新刊は出ません。
プロになって思い返してみると「納期厳守」「現時点の可能到達点で諦める」という2点が培われるのが良い点でした。

プロを目指すかどうかは置いておいて、絵が上手くなるには描きつづけることが最重要ですので、推しが出来たら二次創作してみるのはオススメです。

研究改善点を素直に認める

よく素直で研究熱心だと言われます。
まあ「真っ直ぐなバカ」で「お絵描きバーサーカー」と言うやつなのは自認しています。
ほっとけばずーーーーっと描いてますし、上手くなりてえよちくしょうぅぅ!と毎日歯噛みしています。
強みは折れない凹まないことです。
もちろん言われのない暴言や重箱の隅をつつく悪意のある悪口は嫌ですが、絵描きさんやプロの編集さん、講師の先生などのご意見は厳しくてもありがたいです。
出張編集部が三度の飯より好きなのは、無料で自分のスキルを磨くための「プロのアドバイス」が受け放題だからです。
有料で頼めば1件数千円ですからね……

持ち込み編が纏まっているのはこちらの記事。

現在は担当さんにしっかりフィードバックやアドバイスをいただいています。
アドバイスは素直に受け入れ、腐らず研究し改善を心がけています。

面倒がるな、調べてよく見ろ!

これは最近ホントに実感しているので自戒を込めて。
そこそこ描けると思っていて、同人ではいっぱい褒めていただいたため、私の絵に対する自己肯定感はかなりの天狗だったと思います。
これは投稿を始めてガラガラと崩れ去り、プロになってからは自分の身の丈がようやっと見えてきました。
いままで面倒がって疎かにしてきたこと、うろ覚えのまま何となく描いて来たことは、全く通用しません。
一流のプロの原稿が、どんなに気を配って、ストレスなく読み流してしまうほど「きちんと描かれているか」身に染みます。
人は見慣れないもの、不自然なものは違和感を覚え、ストレスを感じます。
商業の一流の方の原稿はざっと読み流せてしまうくらい自然だということです。

最近はきちんと使用可能な資料やリファレンスを当たり、素材や3Dモデルを面倒がらずに使うようにしています。
一流の方がそれをきちんとしているのにひよっこの私がそれを疎かにして上手くなるわけが無いからです。
ここのところ原稿のクオリティは前より上がったと思います。
面倒がらずに調べて見て描く。
いずれインプットが足りれば見ずに描けるようになるのは経験済みです。

絵に関して最近気をつけているのはこのあたりでしょうか。
参考になれば幸いです!

ではまた読みにいらしてくださいね!






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