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英会話 上達への道 3

今日は先月ぶりのこのシリーズです。
今後もこのシリーズを継続していくので、マガジンにまとめました!
今回から初めて読むという方は、過去の記事からご覧頂けると嬉しいです。

今までは英会話する上での「心構え」だったり「環境」についてお話してきました。本日の記事では「英会話する上で大事な文法」についてお話します!日本人は座学での英語が得意な傾向があるので、文法が得意な人が多いかと思います。その力が英会話でも大事になります。特に「助動詞」は会話の中でよく使われますし、とても使いやすいので1つずつ分解しながらご紹介します!


1. 助動詞とは?

まず助動詞とはその名の通りで「動詞を助ける」役割がある品詞になります。例えば "I speak English." に助動詞を付けると "I can speak English. (私は英語を話せます。)"や "I have to speak English. (私は英語を話さねければいけない。)" と意味を変化させることができます。canを添えることで「能力」を表すことができますし、have toを添えることで「義務・必要性」を含んだ意味になります。また、助動詞の後は必ず動詞の原型が来るので、「えっと、この後って動詞って変化するっけ?」と考えながら会話する必要もないので、とても使いやすいです。ここからはそんな助動詞を使った役立つ表現をお話していきます。


2. can / could / may

これからは助動詞の鉄板で、相手に「許可・依頼」を求める際に使われます。

①Can I turn on the light? (電気を点けてもいいですか?)

②Could I use your iPad? (あなたのiPadを使ってもいいですか?)

③May I have your name, please? (お名前を頂戴してもよろしいでしょうか?)

全て「〜してもいいですか?」という意味になっていますが、少しずつ用法が違うので解説していきます!

まず①の"Can I 〜?" は1番よく使われるので要チェックです。学校では家族、お友達等の自分と親しい相手に対して使われると言われていますが、英語圏ではお店の人達でもこちらの表現の方をよく使っていました。これを知っておけば "Can I oder this dish? (この料理を注文してもいい?)"と使えます。あともう一つ「〜しましょうか?」という意味もあるので、"Can I turn on the humidifier? (加湿器をつけましょうか?)という意味にもできます。 

②の"Could I 〜?"は Can I 〜?よりも丁寧な表現ですが、こちらも家族、お友達相手に使います。少し改まった表現になりますが、こちらも使われています。

③の"May I 〜?"は、「〜してもよろしいでしょうか?」といったとても丁寧な表現になります。学校では目上の人達を相手に使いますと教わった方が多いかと思いますが、かしこまり過ぎているのであまり使われていません。ビジネスシーンにはぴったりかと思います。留学中に友達のホストファミリーや学校の先生に "May I 〜?"と尋ねた際に、「そんなかしこまらなくていいよ!」と言われました。なので、あまり英会話では使わないかもしれませんが、似た表現として覚えておきましょう。


3. have to / has to / had to

いずれも「〜しなければいけない。〜しなければいけなかった。」という意味になります。mustも同じ意味なのですが、英会話では have to / has to がよく使われますし、must よりも使いやすいです。

①Do I have to show you my passport? (あなたにパスポートを見せないといけませんか?)

②Everyone has to get out of here by 9 PM. (みんなはここを午後9時までに出て行かないといけません。)

③You had to apply for the event by yesterday. (あなたは、昨日までにそのイベントを申し込まないといけなかった。)

ひとつずつ見ていきましょう。

①と②では、主語に来る単語によって使い分けが変わります。何か決まりがあるのかを尋ねたい際に Do I have to 〜? はよく使います。上記の例文は空港、機内、免税店等で私が頻繁に使うフレーズです。主語がHe/She等の三人称単数形、単独の人名、またeveryone等の単数形の場合は "has to 〜"を使用します。また、これからの表現ですが、hafta (=have to ) / hasta (=has to )の省略形で使えます。発音はそれぞれ hafta (ハフタ) / hasta (ハスタ) になります。これを知っておくと、「お!やるやん!」と思われるはずです。カジュアルな表現ですが、学校でも伝えていいんじゃないかなと私は思っています。

③は、上記の過去形になります。「〜しないといけなかった」と言いたい時に使えますし、must の場合だと過去形にできないのでこちらを覚えておきましょう。

「〜しなくてもいい、必要ない」と言いたい際に、"don't have to / doesn't have to 〜" と否定形に変えることができますが、mustにnotをつけた場合だと「〜してはいけない」という強い禁止を意味してしまうので、要注意です!


4. won't / would / would like

助動詞の中でもそうですが、この3つは英会話のど定番フレーズには欠かせないと言っても過言ではありません。そのぐらい私は毎日使っています!

①I won't eat any more. (もうこれ以上食べません。)

②Would you mind opening the door? (ドアを開けてもいいですか?)

③I would like you to watch my favorite movie. (あなたに私のお気に入りの映画を観て欲しいな。)

①はwon'tは、will not の短縮形で「どうしても〜しようとしない」という拒否に近いニュアンスになります。will は未来形でも使われますが、意志を表す際にも使われるので、否定形の場合に意志に反する=拒否の意味になるのです。

②は実は「私の失敗備忘録」でお話しているので、こちらの記事で意味だけでなく使う場面についても詳しく知って頂きたいと思います。

③は、"would like to 〜(〜したい)"で wantと同じ意味になります。少しかしこまった意味ですが、よく使われます。そして今回の場合は、"would like 人 to 〜"は「人に〜してほしい」という意味になります。want 人 to〜でもできます!この表現は "Would you like to 〜?(〜したいですか?)" と疑問形でも使えるので、覚えていると様々な使い方ができます。1度で2度、3度美味しい表現になります。


今回ご紹介した表現は助動詞に絞っていますが、他にも色々鉄板の表現はあります。英会話があまり得意ではない方はまず上記の表現をどんどん使って、自分のものにしてみましょう!以前から話していますが、自分の英会話での口癖が増えれば増えるほど自信になっていきます。是非喋って、定着させていきましょうね!


Life is a never ending journey,

KSM





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