チバが死んだ


ミッシェルが大好きで20代はめちゃくちゃ聴いていた。
チバユウスケが死んだ。


スモーキンビリーをCDTVのランキングで見たことからミッシェルを知った。『スーツ姿なのに声がきたねえ』とか恐ろしい偏見でチバを評価していた初見。今となれば空気のようなものだからなんとも。


大学生の頃、バイト先で先輩と連絡先を交換した時に赤外線通信で僕のデータを送ると、「なんで名前カタカナなの?」って『ミッシエルガンエレファントが好きだから』って即答すると爆笑されたことを覚えている。カッコいいのに笑うなんて失礼だな、って思った。でもその人もミッシェル大好きだったから仲良くやれた。ミッシェルのことを思うといつもこのことを思い出す。今もカタカナで名前を表示することはよくやっている。これはミッシェルスタイル。


チバというかミッシェルの楽曲を聴くようになって、『細くて、スーツが似合って、タバコ吸って、酒飲んで、かっこいい』と単純明快な憧れを20歳過ぎても持つものなのか、って今更クソガキだったことを思い返す。それでもかっこいいことには変わりない。減量して細身のズボンとライダースとタバコはラッキーストライク、バドワイザーも飲むようになった。バドワイザーが軽過ぎて当時は物足りなかった。


ミッシェルも好きだけど、それからROSSOも聴くようになった。ミッシェルとブランキーが一緒にやってる!って興奮した。この曲、チバは歌詞間違えがちだったことを思い出した。


スカパラともやっていた。チバはハマり過ぎていて最高。

こっちも好き。チバの笑顔は好きだ。


バースデイの頃は初期は聴いていたけど、最近のは本当にわからない。唯一知っているのは映画スラムダンクで使わられるってことに興奮したこと。

声が野太くなって一層、凄みを感じてかっこいい。相変わらず細い。


チバユウスケはかっこいい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?