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おばけと妖怪(その1)

生まれて初めて入った、おばけ屋敷をおぼえてます。まだ昭和の時代、実家の近くのお祭りで、その日だけ建てられた粗末な掘っ立て小屋。その中に、ほんの数メートルの一本道の通路に藁が敷かれ、2つの衝立にそれぞれ1人づつ隠れてる2人のおばけ。それだけだったけど子供の自分にはとても怖くて楽しかった。随分安上がりで楽しめたものだなと思う(^-^)

それから数年後、自分でおばけ屋敷を創りたいと思うようになる。実物大のではなく、ミニチュアの(^-^) その時考えた理想は、当時大人気だったBANDAIのボードゲーム“おばけ屋敷ゲーム”を立体的にした感じ。

近所のおもちゃ屋で、ベニヤ板などの木材を買ってきてノープランで作り始める。立体の特性を生かして、2階建てにする。おばけは、当時売っていたギャグメイトフーセンガムのおまけ、おばけ型文房具をジオラマっぽく配置する。そして豆電球を小さく作った行灯に仕込んで...。勢いだけで作った結果、理想とはかけ離れた、ゴミの塊のようなおぞましい物体が完成した。

いつか、邪魔になり解体して捨てました。私の人生こんなのばっかりです(ToT)




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