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ソーラー発電について☆Ver1.1

環境省から住宅にソーラーパネル設置義務化の案が出て話題になりましたね

住宅への義務化は見送られましたが身近になりつつあるソーラー発電ですが知識がないと得することなく損します

今回は損なソーラー発電の話題です


〈電力の供給が安定しないを考慮する〉

もし、あなたの給料が毎月変動するとしたら困りますよね?
今月は20万円、来月は10万円、再来月は30万円
毎月、バラバラでは毎月の家賃などの固定費の支払いに困ることは明白です
お金なら貯金できますが、電力となると蓄電は難しい
蓄電池のシステム導入にはコストがかかり、維持するのにもコストがかかります
携帯電話のバッテリーを見ればわかりますが、何年かすると劣化し極端に減りが早くなります

ソーラーパネルの発電効率も下がります
・パネルの汚れ
・劣化による発電量の低下
・日照条件

屋根の上などの設置では清掃がいき届かないし、
一部が故障したり、日陰になると繋がっている系統全体の発電量の低下などの影響がでる
一枚のパネルが完全に壊れればバイパス回路が作動するが中途半端に発電していると作動せずに系統全体に影響がでる

発電効率は南側で日陰が全くなく、角度が30度が一番いいとのこと
この条件から離れると思った通りに発電しない


〈震災大国、日本〉

地震、雷、火事、親父
ちなみに親父は大山嵐(おおやまじ)が訛ったという諸説があります
一般的な諸説ではないですか・・・笑
地震、台風によるパネルの破損はリスクも考えなければならない
パネルが漏電して火事になる事例もある

積雪にも注意が必要で豪雪地帯では導入は難しい
海の近くの人も塩害を受けますので設置はやめた方がいい

日本には国土が少なくメガソーラーには向かない
木を切ることで山の保水力が失われて地滑りの原因になります
そもそも、環境に良いと謳っている割に木を切ってパネルに変えること自体が矛盾している
木を切ることで植物が作った栄養が川へ流れて海までいく、この循環も断ち切ってしまう

じゃぁ、砂漠でメガソーラーというわけにもいかない
砂がパネルに乗って見事に失敗とのこと
このことからも砂塵や土埃にも弱いことがわかる

海外のドイツでは失敗した
ソーラーシステムのおかげで一般家庭電気代が高騰し、フランスから原発の電力を輸入することとなった

〈投資としてのソーラー〉

最初の試算を間違えると取り返しがつかない

業者は売ることしか考えず、知識がないとカモにされて終わる

国の方針変更は痛手になる
途中でやめたくても株や債券みたいにパネルを売ることは難しく、負債となる

ローンの場合は金利分の損も見積らなければならない
固定資産税も発生する場合もある

いかに初期費用とランニングコストと撤去費用を圧縮できるかが投資の成功につながる
撤去費用を無視してることが多いので忘れずに
新築や改修の段階でパネル設置を検討すると足場費用のコストが削減できる
補助金、助成金を活用して初期費用を安くできます
屋根の補修の時にはパネルを外さなければならず追加費用が発生することも忘れずに

地面に置いた方が設置、メンテナンス、撤去の費用が安くなります

ソーラーパネルを置く広いスペースがあるなら設置費用を出さずに場所だけ貸すのも一つの手です

電気代を安くするだけなら二重窓に変えたり、フィルムを貼って断熱性能を上げる方が安い場合がある

住宅に設置すると屋根に負担がかかり、耐震性能の低下、雨漏れの原因になったりする
雨漏れの原因としては水が入らないようにするシール材の劣化が多いです
シール材の耐用年数は5〜10年です
後付けの場合は追加で耐震補強が必要となる場合もあります

固定買取期間10年間を過ぎたものは買取金額が大きく低下する
売電目的で設置した人は、買取期間内に資金回収できないと元がとることが難しい
つまり自分が使う分だけの最低限のパネルを置くことが重要


〈環境面でのソーラー〉

物を作るということはそのタイミングで二酸化炭素を多く排出している
安いソーラーパネルは海外製が多く、輸送でも二酸化炭素を排出します
ただし、二酸化炭素の面では数年で回収できる為、メリットとしてあげられる


〈思わぬトラブル〉

自宅の屋根の上にソーラーパネルを置く場合は光の反射にも気をつける必要がある
パネルが鏡のように働いてご近所へ反射光が直撃するトラブルもあるようだ

メーカーの倒産で保証がなくなる


〈結論〉

近年では発電効率の良くなり、パネルの価格と工事費が下落しているが買取価格の低下が問題となる
固定買取期間が過ぎると電力買取金額が極端に下がるので注意が必要

業者は売るのが目的ですので自分で調べて計算できないと得なのか損なのかはわからない

雪の降らなくて海沿い以外の日陰のない南側を確保でき、新築や屋根の改修の時に自分の使用する電力量を賄う最低限のパネルの枚数の設置なら、元が取れる可能性が高い(可能なら屋根より地面に設置)

家は生活の基盤ですので雨漏れや耐震性を下げてまで設置するのだったら株や債券に投資する方が住宅を守ることができるのでダメージは少ない

ソーラー発電を否定するのではなく、改善されることに期待しましょう

生暖かい目で見守るのが得策です

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