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投資は農業だ!

江戸時代に日本の大阪にウォール街があったと言ったら信じますでしょうか?

実は堂島米市場というウォール街に似た仕組みがありました

1730年代の江戸時代に堂島米市場で米の先物取引を行っていた歴史があります
当時はお米で年貢を支払っていましたので、お米がお金のように機能していました
そのお米に対して米切手を発行し、お米を証券化していました
だから、世界初の先物市場であり、金融市場の原点として注目されています

農業と金融市場がつながっていたのです
農業と金融は全く別の世界ではなく、むしろ似た世界なのです

昔の人はどこの国々も農家ばかりでした
農作物が食べていく上で必要だからです
しかし、現代社会では生産性の向上により、農業が必須ではなくなりました
代わりに現代社会ではお金がないと食べていくことが難しくなりました
つまり、昔でいう農作物を増やすよう、現代ではお金を増やすことができなければ、生きていくことができないのです
農業が投資に置き換わったとも見ることができます

昔では広大な土地を所有する農家が裕福な暮らしができるように、現代ではお金持ちが投資をして、よりお金持ちへとなり、労働者との格差を広げています

投資スキルがなければ、昔でいう土地を間借りして農業を行う小作人と同じ立場となり、働けど働けど裕福になることはありません

投資が怖いものだと思っていませんか?
投資が怖いと思う方でも農業が怖いと思うことは少ないように感じます
農業にも流れがあるように、投資にも流れがあります
流れを知れば、怖くなくなるはずです

〈種の選定、投資先の選定〉

買ってきた苗が病気に弱い品種だったり、環境に合わないものを選定してしまうと全滅することもあります
良い品種でも土壌に合わなければ、成長もしません
よくわからない苗を育てようとする農家がいないように育てる苗の勉強をするのです
投資も同じでよくわからない投資先を選ぶから失敗するのです
自分に知識がないということは、自分に合っていないものに投資していることとなります

〈土壌〉

農作物も土壌にあったものを選ぶ必要があります
農業において土壌が大事なように投資にも土壌の役割を担っているものがあります
投資においては国が土壌の役割となります
各国において、それぞれの特性があります
貧困な土壌では作物が育たないように、貧困な国では投資しても成果を得ることが難しいです
投資も勉強という改良を行うことで投資先の幅も広がります

〈種蒔時期、投資時期〉

冬の季節に種を撒いても発芽しないように、
投資でも景気が回復しだす、春先に投資する方が最も効率が良いです
季節を知るように投資でも景気動向を知ることが必要となります
冬や寒さに強い作物があるように投資においても景気が悪くても強いものもあります
季節に合わせたものを育てるのです

〈追肥、水やり、追加投資〉

農作物は成長に応じて、追肥や水やりが必要です
成長が見込まれる投資先には追加投資を行うことで投資先の力となり、成長の手助けを行うことができます

〈時間をかける〉

投資も農業と同じで短期売買で儲けることは難しいです
苗を植えても今日、明日ではすぐには成長しません
投資も成長途中で売ってしまうと少ない利益となってしまいます
時間をかけて向き合い、成長しているうちは売らずに我慢しなければなりません
果実泥棒のように窃盗を行えば、すぐに成果物を手に入れることは可能です
投資での短期売買は投資先を成長させることが目的ではなくなり、いかに周りを出し抜くかという勝負の世界となります
勝負世界では金メダルは一人にしか与えられません
しかし、農業では、成果物を分け合うことを可能とします
金メダルを奪い合う辛い世界を選ぶのではなく、みんなで分け合う世界を選びませんか?

〈収穫、利益確定〉

実がなっても収穫が遅ければ、地面に落ちてしまい、売り物にならない場合もあります
投資も同じ、株価が高いうちに売らなければ、利益を受け取ることができません

〈ハゲない投資〉

儲けがない(もう毛がない)投資をやめること
農家も利益が出せなければ、廃業するように、投資でも利益を出せなければ、次に投資することができません
利益を出すことは悪いことではありません
利益が出せていないのであれば、損切りをしたり、方向性の修正がすることです
期待値がプラスであれば、一時的にマイナスとなっても、同じことを繰り返すことで最終的にはプラスとなります
利益を出すことで、投資先の成長の手助けをすることが可能となります

〈災害、暴落〉

台風、洪水などで農作物が駄目になってしまうこともあります
それでも、農家は来年頑張ろうと歯を食いしばって頑張るのです
投資でも〇〇ショックなどで株価や不動産価格にダメージを受けます
たまたま運が悪くても、正しい知識と経験があれば、やり直すことができるのです

〈消費者のことを考える〉

農家は美味しい野菜を作ることで売上が増えたり、高く売ることができます

投資の世界では悪い企業に投資すれば、その企業は人を雇ってさらに悪さを広めようとします
多くの被害者を産む結果へとつながります
騙したり、顧客に損させる企業は短期的に儲けても、いずれ悪事がバレて取引きされなくなります
そして、株価も暴落して投資家も損をします
だから、投資家も投資先を見極める努力が必要となります

逆に消費者が喜ぶ製品を作る企業に投資することでみんなを喜ばせることができるのです


農家の仕事も大切で、農家がいなければ、スーパーに野菜が並びません
投資がなければ、新しい技術が並ぶことはありません

いきなり専業をするのではなく、投資も家庭菜園ように少額投資を初めてみませんか?
失敗するかもしれませんが、それが経験となり、育てる喜びを味わえてもらえたらなと考えます


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