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【8】イハカムナ(岩理、石器のつくり方)57~64首

岩理のみわけ方と石器のつくり方

イワカムナ(石工技術) 直観でしかみえない技法であるが

人間に生き死にがあるように、我々のみえる物質全てには、生き死にがある。岩石もその内の一つです。

生きている岩とは岩自体に電気磁気を帯びているし、成長(大きくなる)もするのです。人間も、生きている間は電気磁気を発生させています。人間も死んだ瞬間、電気磁気とその回転エネルギーを失うのです。

それでは、カタカムナで読み解いた石器は生きている岩しか使えない(生きている岩―イキチイワ)石の見分け方、使い方に進みましょう。

生きている岩は、山奥の峰から湧き出る水源地付近によく存在しています。ただし、生きている岩は大きな岩の中に存在するので、必ずしも岩の外から電気磁気を計って見つけられるものではありません。そして岩自体も、生きている岩は、岩の中で成長拡大していくのです。

石器時代の、石の矢じりや石刃などが、古代遺産として博物館等に展示されていますが、実はその矢は、すでに長い月日の間に電気磁気を失っているので、鋭利なものにはなりません。矢じりやナイフのように、形は残っていますが、鋭い切れ味を保つためには、石が生きて成長期にあることがとても大切なのです。

岩が生きていて成長する。ということが理解出来ますか?

日本の国歌にも、この天然自然の摂理が書かれているのです。「君が代は とはにやちよに さざれ石のいわおとなりて こけのむうすうま~で」世界で一番短かい国歌であり、国家コンペティションで優勝した国家であり、古い古典よりとられ、わずか200年前に出来た現在の統一国家も、決して12000年前の意思念を失ってはいないのです。国家にはいわをがさざれ石になるとは書いてありません。さざれ石がいわおに成長すると書かれているのです。

学校の理科では、いわおが何らかの原因で流されて、川の波にもまれてしだいに小さな石となり、さらに川下に流された後、砂になって地上に残ると習いました。確かに、人間の目に見える現象はそうなのですが、見えないところで公転自転しつつ、エネルギーはとこしえに生きて、また再び地球を巡って岩のへと成長するというメカニズムがあることを、我々は知らねばなりません。それは必ずしも火山の噴火を伴うものではありません。そして、その生きた石こそ轍よりも鋭利(えいり)に、12000年前の文明の社会の内で、生活の用具として使用されていました。今のように、退化していなかった脳が全開した古代人の大切な生活用品の一つとして、その見分け方やとり出し方、使い方が書き残されているのです。

生きているかいないかは、電気磁気反回転エネルギーを直観によって、見えない岩の内深くに隠れて生きて成長している岩をみつけ出すのです。現代の測定器は、岩の生死などに関心のない現代人がつくっているので、深い内核を測って、岩の生死を見つけようとしないだけで、優秀な測定機は、新しい道を見つけ出してくれるかもしれません。

石の中には現代宝石と呼ばれる、ダイヤやエメラルド、ルビー等も含まれます。ヨーロッパの文明記録の中には、石のエネルギーを使って、周波数を合わせて体を守るという技法も(医療技術として)発達していたと文献が残っています。

すべては物体である五臓六腑を直接治すのではなく、物体と物体で周波数を合わせることによって、体調も整えている時代がありました。宝石商とは当時医者でもあったし、むしろその比重が高かったのです。やがて直接的な治療、ワクチンや飲み薬、注射や生活用具としての石は、身につけて美を感じる宝飾品へと変身し、知識は失われてゆきました。

近代医療の得意とする分野近代医療では、手におえないものは波動調整で整える、という療法のよい所を使う技術のたし算が起こればより幸せに向かえるのでしょうが、変更された時、過去の技術が失われるのは残念な事です。しかし、その文献を蘇り研究を始めている人も表れてきて、やはり時代は調和へと向かっているのかもしれません。

では、当時そのような貴重な岩を、どのようにして見つけていたのでしょう。

歌は見にはみえない直観であるが、で始っています。直感を鋭く磨くことによって、生きている岩を見つけていたのでしょう。その岩は山奥の峰(長城付近)で、水の沸き出しているあたりにあり、生きている岩と言われるものである。

それを川の水を利用して、流水加速法を用いるために川に落とし落差利用の衝撃をうけさせ打ちたたにより、衝撃をうけさせ岩の中にある岩の生命核(結晶核=電子みつ度)を剥ぐ方法により、取り出すことが出来ると書かれている。

流れ石の射角は2倍になると、水の流れは64倍、射角が10度になれば100万倍になることは現在の科学でわかっている。カタカムナ人は数値を知っていたかどうかを知るよしもないが、直感によってこの生きた石を見つけ出し、おそらく現代のどのはものでもない程の鋭利なはものを作っていたと思われる。

その製造の時、オトシウチの傾斜を重直にした場合、落下速度は極めて大きくなり、衝撃破砕力が一層高められるのでそれを利用する方法である。石を水流にのせて、滝のように落下させ、直下のオオイシのイワメをはぐ。実際には川の上流から木通をつくり、大石を移動させたり、破砕させたりしたようである。

生きている石とは成長していることであり、結晶が広がる岩であってもすべて電気性、磁気性をもっているものは生きている生命であり、万物相似象の悟りはここでも培われている。水流で打ちくだく大石の中で水流にうまって頂点だけ出ているものは、この内の内核をとりまいている破砕片はたくさんの小石を混ぜて水流でもむことによって、石槌をつくることが出来る。(円石)それが岩理から砕いた堅い石の裂理が平らなうすい内面になっている。石は水流を利用して、選びわけメウチや石槌で細工して、手斧をつくることが出来る。(楔石器ともいう)

また、美しい光沢のある丸い形の石は、目打、槌うちを用いて珠玉につくりあげる。(ひすい、めのう等)また、材質が堅く、層的に重なった板のような石は、斧をもちいてイワメとへぎ目打ちを使って槌で打って、様々な形にととのえて道具にする。

上記のような手法であらかじめの形をつくった石器は、斧を用いてイハメをはぎ、目打ちを用いて、かきとり臼(ウス)や杵(キネ)手鉢(テバチ)手斧(テオノ)鍬(クワ)等として用いていた。

このように目にはみえない物理であるが、岩という音にもあてるカナによって石を分類している

イワ 火山岩のように電気的結晶をもたず渾然としたもの

イハ イワが生成して結晶をもち電気の正反の出来たものすなわち結晶柱をもったもの

イシ イハから掻きとられた欠片もやがて電気性が失われることは測定器によって証明されているが形としては電気性がなく河原にころがっているもの

当時の分化の1つに巨石を配置して幅射圧を高める技法がつかわれていたと思われるものが各地に残っているが、まだそのサトリはとけていない。


第57首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理であるが
      コトワリ

【ヤマネミトイワ】     

奥山の峰から
ヤマ ネ

湧き出る水源地付近の 岩は
              ミト     イワ

【イキチイワ】       

生きている岩である
イキチ イワ

(石器用岩は生きていなければならない)

【ナガシイシウチ】     

水流加速法により石を流して
         ナガシ

打ちたたく衝撃を受けさせたり
イシウチ

【オトシウチ】       

落差利用の 衝撃を行う
 オトシ  ウチ 

【イワメヘグミチ】     

それが岩理から 岩の
   イワメ  イワ

生命核を 剥ぐ 方法である
カムナ  ヘグ ミチ

【イワカムナ】          

※生命核(結晶核=電子密度がある)



第58首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理ながら
       コトワリ

【ナガレウズクメ】     

水流の 下に埋って
ナガレ  ウズ

頂部だけ 出ているものは
ク   メ

※ウズクメ    流れの内にうずくまっているメ(目、芽)すなわち頂部。火成岩の結晶核が一番固く、他の石も加工できる。

【カタカイシ】       

生命をもった堅い  石である
      カタカ  イシ

【トヨオトシワリ】     

これに何回も 流石落下の衝撃を加えて
  トヨ     オトシ

石を破砕して
      ワリ

【ナガシワケ】       

加速水流法で 石を選り分ける
 ナガシ     ワケ 

【イワメヘグミチ】                  

それが岩理から 岩の 生命核を
   イワメ  イワ カムナ

 剥ぐ 方法である
 ヘグ ミチ

【イワカムナ】                 

※生命核(結晶核=電子密度がある)


第59首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理ながら
      コトワリ

【イシサケクダケ】     

落とし割りによって
 イシ

裂け 砕けた石は
サケ クダケ

【ノコルサネ】       

内核部の結晶の堅い部分が  残る
 サネ          ノコル

【トガリスリトギ】     

そのサネを砂で摺り
     スリ トギ

研いで尖りをつくる
       トガリ

【メウチトリ】       

理打を 採る
メウチ トリ 

【イワメヘグミチ】                   

それが岩理から 岩の
   イワメ  イワ

生命核を 剥ぐ 方法である
カムナ  ヘグ ミチ

【イワカムナ】                         

  ※生命核(結晶核=電子密度がある)


第60首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理によると
      コトワリ

【サネマクカケラ】     

内核を 取り巻いている 破砕片は
  サネ  マク    カケラ

【コイシマゼ】       

たくさんの小石を 混ぜて
     コイシ マゼ

【トヨナガシモリ】     

何回も  一緒に水流で揉むことによって
トヨ     ナガシモミ

【ツチツクリ】       

石槌が 作られる
ツチ  ツクリ

 ※ツチ(石槌)とは、角の取れた円石。

【イワメヘグミチ】                   

それが岩理から 岩の
   イワメ  イワ

生命核を 剥ぐ 方法である
カムナ  ヘグ ミチ

【イワカムナ】                           

※生命核(結晶核=電子密度がある)


第61首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理ながら
      コトワリ

【サケメツライシ】     

落とし割りで砕いた堅い石の裂理が
            サケメ
            

 平らな薄い両面になっている片石を
            ツライシ
                         
【ナガシワケ】       

水流を利用して 選び分け
    ナガシ   ワケ

【メウチツチウチ】     

メウチや 石槌で細工して
メウチ  ツチウチ

【テオノトリ】       

手斧を つくる
テオノ トリ
※テオノとは、イハメを剥ぐ楔(くさび)用の石器。

【イワメヘグミチ】                  

それが岩理から 岩の
   イワメ  イワ

生命核を 剥ぐ 方法である
カムナ  ヘグ ミチ

【イワカムナ】                        

  ※生命核(結晶核=電子密度がある)


第62首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理ながら
      コトワリ

【ウルワシノツヤ】     

美しい   光沢のある
ウルワシノ ツヤ

            
【マルカイシ】       

丸い形の 石は
 マルカ イシ

【メウチツチウチ】     

目打ち 槌うちを用いて
メウチ ツチウチ

【タマツクリ】       

珠玉に 作りあげる
タマ  ツクリ

※翡翠(ひすい)、瑪瑙(めのう)などの美しい珠玉は、他の民族も含めて初期にはこのようにして作られたものと思われる。

【イワメヘグミチ】                    

それが岩理から 岩の
   イワメ  イワ

生命核を 剥ぐ 方法である
カムナ  ヘグ ミチ

【イワカムナ】                             

※生命核(結晶核=電子密度がある)


第63首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理であるが
      コトワリ

【カタカイタイシ】     

材質が堅く イハメが層的に重なった
  カタカ

板のような石は
イタイシ

【オノヘグシ】       

斧を用いて イハメを剥ぎ
オノ    ヘグシ

【メウチツチウチ】     

目打ちを使い 槌で打って
メウチ    ツチウチ

【カタチドリ】       

色々な形にととのえる
カタチドリ 

【イワメヘグミチ】                   

それが岩理から 岩の
   イワメ  イワ

生命核を 剥ぐ 方法である
カムナ  ヘグ ミチ

【イワカムナ】                           

 ※生命核(結晶核=電子密度がある)


第64首

【カムナガラ】       

目には見えない直観の物理ながら
       コトワリ

【カタチトリイシ】     

あらかじめ形を  つくった 石類は
    カタチ トリ イシ

【メウチカキ】       

斧を用いて イハメを剥ぎ
オノ    ヘグシ

【メウチツチウチ】     

目打ちを用いて 掻き取り
メウチ     カキ

【ウスキネテバチ】     

臼  杵  手鉢
ウス キネ テバチ

【テカマクワ】       

手鎌や 鍬をつくる
テカマ クワ

【イワメヘグミチ】     

それが岩理から 岩の
   イワメ  イワ

生命核を 剥ぐ 方法である
カムナ  ヘグ ミチ


【イワカムナ】                           

※生命核(結晶核=電子密度がある)


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