123.「ヤサカのマガタマ〉に関するカムヒビキについて」

今日は〈ヤサカのマガタマ〉に関するカムヒビキについて、書いていきたいと思います。
 さて、「ヤサカのマガタマ」に関するカムヒビキを要約すれば、次のようになるでしょう。
 『宇宙球「タカマクラ」は、無限のアメの集合系で、アマヒから発生し、始端と末端の極限が、永遠的に循環して居るというサトリをヤサカのマガタマによって、表象しているのですそしてその循環には、「七」の周期性があるという事を七種の単玉によって次の如く示しています。
 (一)先づ、宇宙のすべてのモノのハジマリはアマの微分されたアメであ 
 る、という事を、表象として居るのがイツのタマです。
 (二)その雲の如き字宙の気(アメのウケ即ちアマ始元量)が、次第次第に
 凝縮して「コゴリコゴリミ」大きなみえないヒ(核)となるそれが宇宙の 
 諸天体を発生する根源のフトヒでありいわば、アマヒのクラ(座)である
 ヒジリタマは、その事を表象しているのです。
(三)次に、この大宇宙球の中心核(フトヒ)から、巨大な岩根の張りめぐ   
 らすように展開する、天空の八方の軸上に、正・反のつりあいを以て、多
 くのアサヒ(太陽のような恒星)の集団が分布して居る(銀河系字宙等)
 その様に、イワネタマが表わして居います。
(四)さて、フトヒから生れた、アマの子孫のようなアサヒ(太陽)には、
 又それぞれ、その外側に、多くの星が、互いに引力関係を保ちつつ、ニギ 
 ヤかに集って居るクラがある(太陽系)のそのスガタを、エミのタマが表
 わしているのです。
(五)宇宙空間には、大きなアマの渦巻き(ウヅメ)から、大小のウヅマキ
 星雲が放出され、たくさんの星のクラが、分れて、独立した、マトマリを
 成して居るその有様を、ウヅメタマが表わしています。
(六)フトヒを中心核として満天の星に張りめぐらされた八方八軸に、多く
 のアサヒ(恒星)が分布し、その間には、アマのウヅメシマから放出され 
 た星雲が在り、さまざまの星が、それぞれの変遷の過程をたどって生滅し 
 つつ、しかも、タカマクラ全体としては、つねに正反対応して大きくつ
 りあって居るそのスガタを表象して居るのが、ナリマタマなのです。
(七)天空には、天体が、飽和安定の極限をすぎ、だんだん崩壊方向に赴 
 き、遂に巨星となって爆発する「オホキアソフク星」がありそれを表象し
 て居るのが、クシサチタマですそして、爆発によって飛散した大小のカケ
 ラには、結局アマの状態に還元して、アマ始元量に戻るのですが又、それ
 らのアメは、次の新しい天体の材料として環境条件に応じ、
再び、
 ヨロヅ ハジマリ イツのタマ
 コゴリ コゴリミ ヒジリタマ
 ヤタチホホデミ イワネタマ
 ソトヨニギスム エミのタマ
と、生成発展してゆく、そして又、極限(ヤ)の安定状態をすぎれば崩壊して、アマに戻ってゆく我々の見て居る宇宙の天体には、おのづから二つのクラがあり、互いに正・反対称して逆の回転をして居ると共に、時間の経過にも正・反の二つのクラがあり、崩壊過程にある星「クシサチ系」と、生成過程にある「アラタクラ」との二つの方向性があるわけで、タカマクラ(宇宙球)では、そのような天体の新陳代謝が七百万年、七千万年のような
「七」の周期性を以て、永遠的に、繰り返えされているのです。』



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