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『雷の日・晴れの日』芸術療法byハウシュカシューレDec.2023

『雷の日・晴れの日』

雷の日
晴れの日

揺さぶるものへの脅威/ものすごい安心感
ものすごい力み/身体の芯からのゆるみ
力の入った集中/ゆるんだ集中
呼吸も力む/たおやかな呼吸
対象への距離感/対象への一体感

絵の中で、色彩の中で、こんなにも両極端をみたことに驚いています。

息子さんと友人たちのエピソードのように、わたしたちは、両方を生きていることにも深く納得しました。

困難な出来事や、問題と思っていることも、多分、出来事の大小に関わらず、こういう世界を行き来しているのかと思うと、心底驚きます。
2枚を並べて、眺めれば眺めるほどに、分からなくなります(笑)

わたしたちには『雷の日、晴れの日』という事象にしか見えないことでも、時間がそれを、2枚の絵を、ひとつにしてくれるのかな。
きっとなんか、別々じゃない気がしてきました。

うちの近くの田んぼ付近にも、雷電神社という、雷を祀った小さな神社があります。昔より雷が減ったせいか、これでもか!と轟かせたくなりました。

描こうと決めた、家の前にあるレモンユーカリの大木。雨風で驚くほどしなりながら揺れるけど、何事もなかったように細かに揺れる木陰をつくってくれる晴れた日。そのしなやかさに驚きます。

ウルトラマリンと、インディゴにも、極を見ました。いわゆる同じ青なのに‥‥。インディゴの強さ、深み、闇に唸った反動で、ウルトラマリンの広がりと軽やかさも改めて感じることができた気がします。


ありがとうございました。

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