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子どものラインの使用について

小学校高学年になり、友達の家に一人で遊びに行くことも多くなったのでスマホを持たせる事にした。友達同士連絡先を交換して友達に直接暇な時間遊べるようになったのは便利だが、既読無視されただの何だの、鬱陶しい環境が出来上がってしまった。

子どもにLINEをさせるのは中学校になってからでもいい

小学生なんて善悪の区別がついてないことが多く、勝手に好き勝手にメッセージを送ってくる。スマホを持っているけど子供に自由にさわる事を赦してない我が家では既読したけどすぐにやめなさいと言われて返信ができないこともある。
それを既読無視したなどと言われてしまって、私はそれを見て嫌な気持ちになった。別に既読無視したわけではないがその子にしてみればメッセを送ったのに返信が来なかったわけで、でもうちの子も別に無視したわけではなく、スタンプを送ってこられたからそれで終わりと判断しただけな状況。

だがこういう些細なすれ違いから確執というものは生まれてくるし気を付けなければならないとも思う。私はすぐさま既読無視じゃないよ、親が規制してるからすぐに返信できないだけ。気にしないでね、また遊びにおいでね、と小学生相手に気を使った返信を娘の代わりにした。全く煩わしい事この上ない。

仲間外れにされている状況が生まれた

Lineで繋がっている子の中で仲良しグループで遊びに行っている写真をアイコンにする子が何人かいて、うちの子はそのグループに入っていない事を突き付けられて若干悲しく思っている。仲がいいはずなのに自分は呼ばれていない。他の子たちが一緒に映っている写真が、繋がっている子たちの中でUPされ始めて悲しさは募っていく。

遊ぼうとメッセを送ると、今は遊べない、イツメンと遊んでるからと返信が来た。イツメンとはうちの子を含まない学童をしない子たちのグループ。
誘われてもいないしイツメンとも違う。自分は仲間外れなのだという認識がここで生まれた。

本人に聞くとそんなに悲しくない。私も早めに連絡すればよかったという。でも本当はそんな簡単な話じゃないことは女の世界を知っている私にはよくわかる。

こういう女の世界が嫌いで私はいつも一人だったのを思い出した。女友達はつるむのが好きで、すぐに仲間外れを作る。そうやって自分には仲間がいるからという意識を働かせて安心感を持とうとする。

人の顔色を伺って、言いなりにならなければ輪から外すと暗に脅される。一人になるのが怖くて言う事を聴いてしまうから子どもは調子に乗っていじめはエスカレートしていく。日本は島国だから特にこの輪の外と内側と強く意識している。

一人でいるのが好きという子供はいないと思う

うちの子は友達が大好きだという。〇〇ちゃんも▽▽ちゃんも皆好き。でもそういう朗らかな人間ばかりではない。それを見極めるのはとても難しい事だ。子供は自由で、好き勝手で、親の都合のいいように考えたり行動してくれたりしないし、一人でいるのが好きという子供はいないと思う。一人でいる事は悪い事ではないが、誰かと遊ぶという楽しみを知らないまま大きくなって欲しくもない。だから何とかみんなと仲良く過ごして行って欲しい。人間は一人では生きていけない動物だろうから。友達という力強い味方がいる事で人生の波が少し穏やかに思えたりすることを私も知っている。

やっぱり小学生にLINEは早すぎるのだと思う

小学生相手なのに、文面に残るものはやはり気を使う。でも小学生側はそういうのを考えて送ったりしていない。思った事をそのままストレートにぶつけてくる。そういう未熟な世界だ。
だからこそニュアンスが通じない意味合いの言葉になってしまったら誤解も生じやすいし亀裂が入ってしまう事もある。
そういう大人のやり取りは小学生には早いのだと思う。
顔が見えないから、責任が宙に浮くからなんでも言いたい放題。
全く持って時期尚早。
子どもの精神衛生を管理したいのならば尚更、いや、親の精神衛生だって大事だ。ただでさえ煩わしいことが多い世の中。少しでも負担を減らすべく、LINEの削除を考えている我が家です。




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