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卓上刀箱を飾った写真を頂きました!

卓上刀箱をお納めしたお客様から展示頂いた写真を頂きました!
(こちらの写真は持ち主様の許可を頂いて掲載しております)

壁の中に配線を通し、とても綺麗に飾って下さいました。
天井当たりからでしょうか。外部から刃文を見るためのスポットライトを当てて下さっている様子も写真を見ると伺えます。
卓上刀箱は地鉄を見るライトは内蔵されていますが、刃文を見るライトは付いていません。
これは外部からスポットライトを当てる事で機能を絞る事で、その分ケース自体をコンパクトにした為です。(専用のスポットライトを内蔵するとAC電源や変圧器などの電気部材が大きくどうしてもケースが大きくなってしまう)


これからご家族の方のみならず、家を訪れた方々も刀に目が行くはずです。
その中で日本刀というものが所有者の方のみならず、その方を取り巻く多くの方に身近に感じて頂けると嬉しいです。
そして何より所有者様の「刀とくらす」生活がより充実すると嬉しいです。

尚、展示頂いている御刀は川崎晶平刀匠が打たれた刀です。
晶平刀匠は相州伝の作を得意とし、見事な地景が入っています。
相州伝は正宗のように狂ったような(良い意味で)賑やかな刃文が魅力と言う方も沢山いらっしゃいますが、私は主張しすぎる事なく自然に現れた地景や、それらが刃文に絡み合う所に相州伝の良さを感じます。(だから行光が好きなのかもしれない)
晶平刀匠の作はそれが形になっており、以前拝見した際に引き込まれました。私もいつか短刀を川崎さんに作刀してもらいたいと思っていたり。
その時は鎌倉時代の振り袖茎の相州伝短刀をお願いしてみたいです。
(以下は私が以前鍛場を訪問させて頂いた際に撮影させて頂いた別の刀の写真)


今回も読んで下さりありがとうございました!
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それでは皆様良き御刀ライフを~!

以前、川崎さんの鍛場を訪れた時の記事もありますので、よろしければご覧ください。

↓この記事を書いてる人(刀箱師 中村圭佑)

「刀とくらす。」をコンセプトに刀を飾る展示ケースを製作販売してます。


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