見出し画像

アイデアと度胸に思わず拍手

1つ前の記事で昔話を書いているときに思い出したもう1つの昔話を。
うちの長男くんが小学校中学年だった頃のできごと。

音楽の授業でリコーダーを習い、音楽会に向けて家でも課題曲の練習を繰り返していたある日のこと。
その日は、近づいてきた本番にむけて、体育館のステージで全体練習をすることになっていたらしい。
しかし、よりによってリコーダーを持っていくのを忘れていたとのこと。
(前の記事では忘れ物をしないって書いたんだけどねw)
後から聞くと、本人は相当焦ったらしいんだけど、いいアイデアを思いつき、それを実行したらしい。
とっさにダンボールをリコーダー型に切り抜いて、それっぽい絵を描き、それをもって登壇したとのこと。そうして、その日を乗り切ったらしい。
その日の夜にその話を夫婦で本人からその話を聴いた時は、二人揃って大爆笑。お前すごいなって感じでw
まずは、そのアイデア。そして、それを平然とやり切る度胸。すごいと思った。

そして、後日、担任の先生からその時の話を伺って、やっぱりそうだったんだなっていうのが分かった。その先生は1年生の時にも担任だった先生だから、長男くんの特徴をよく理解してくださっている。だからこそなんだろう。ステージ上に並んだ子どもたちをパッとみた際に、明らかになんか違うのが一人いる。よく見ると、ダンボールで作ったリコーダーをくわえ、何食わぬ顔で一生懸命に演奏している。その様子が微笑ましくて、可愛くて仕方なかったらしい。そんな風に捉えてもらえたから、助かったっていう話。
その前提には、日頃のおこないっていうのがあるんだろうけど。
ある意味、粋な対応をしてくださった先生に感謝やねって思った。

あれから約10年。
相変わらず発想が面白くて肝が座っている長男くん。
頼もしいです。


ということで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?