見出し画像

初心を思い出させてもらえる機会には本当に感謝したい

今日から1学期がはじまり、早速1・2限に1年生向けの必修科目の講義が行われた。
地域創生学群では、2009年に開設した当初から水曜日の1限には地域活動を行う上での心得やマナーやスキルなどを徹底的に学んでもらい、2限には地域創生学群における実践活動の登竜門ともいえるFM番組制作に関する各種準備の時間としている。それが16年目のいまも続いており、まさに今日がその初回だった。

ただ、今回はある意味特別だった。
地域創生学群では、初年次教育を非常に重要視していたものの、コロナ禍を経て、色々な状況が変わり、ある意味でテコ入れが必要って感じかなっていうタイミングを迎えていたため、昨年度の途中から、初年次教育に特化して、教育プログラムを再構築するためのWGチームがつくられ、僕もそのメンバーとして一緒に準備していたからだ。

今日の1・2限は、そのメンバーたちと講義に参加して、その様子を見守っていた。
1限には現学群長による講義、2限には2代目学群長だった先輩教員による講義だったんだけど、共通して感じたのは、間の取り方のうまさ。いや〜、すごいなぁって思ったし、すごく心に響いた。
そして、2限を担当した先輩教員は、僕と同じタイミングでこの大学に赴任し、この地域創生学群の設置準備のときからご一緒させていただいている方で、右も左も分からない僕にとっての師匠であり、とにかくその先輩の背中を見て色々なことを学ばせていただいたっていうお方なんだけど、久しぶりにその先輩が仕切るアクティブラーニング型の講義の場に身を置くことができたことで、設立当初のことを思い出すことができた。

当時は、ほんとにがむしゃらに吸収すること、というより盗むことを意識して、自分の担当ではなかったこの時間の講義に毎回参加して、メモりまくりつつ、話し方や促し方や対応の仕方を脳裏に焼き付けていた。

今日は、そのときの新鮮な感覚や、よしやるぞっ!っていう感覚が、色鮮やかに甦った気がした。

これぞまさに、初心に帰る、初心を思い出すってことなんだと思った。
無意識のうちにマンネリ化していたかもしれない現状に喝を入れられたような衝撃を受けたし、燻りかけていた心の中の炎が再び勢いよく燃え上がるような感覚になった。
と同時に、そういう熱い想い、パッションを持ち続けるうえで、こういう機会があるっていうのは、本当にありがたいことだと思った。
実際問題、それをたった一人で持ち続けることはとても難しいことだと思うので。
だからこそ、改めて感謝したいと思ったし、年齢やキャリアなど関係なく、貪欲に学ぼうとする姿勢、そうしたくなる環境って大事だと思った。

ほかにもいろいろあったけど、それも含めて、ほんと、いい1日だったと思う。


っていうことで、今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?