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小学校運動会の弁当作りと母

母と90歳を超えた祖母は、神戸で暮らしている。
神戸と私の住む相生は、2時間30分くらい離れている。

神戸の家に行って顔を見てこよう。
と思いつつ、なかなか行けず。

幸い、この週末の小学校運動会には母も行ってみたい。
と乗り気だったので、電車で姫路まできてもらうことになった。

いつでもどこでもマイペースな母

姫路駅に12時までに。
といっていたのに、結局着いたのが13時。

仕方ない。70歳を超えているし、体力的にも
しんどいんだろう。
はぁ、、、と予定が狂うことにイライラ。

子供たちも小学校から帰ってくるから、ご近所の子供の同級生のお母さんにお願いして迎えに行ってきた。

「ここここ!!」

と電話したら駅ロータリーにいるらしい。
しかし、見当たらない。
一緒に迎えにいった次男と慌てて駅周りをグルグル歩く。

結局ロータリーに出ず、構内ベンチに座っていたのだった。
そりゃ見つからないよね。

絞りだせない弁当のおかず

「子供たちお肉好きでしょう?
 そぼろ、肉の炊いたのとハンバーグと唐揚げとオムライスと・・・・」

どんどんメニューがでてくる。
作るのは私と母だ。

母とうちの家族合わせて、全員で7人分。
そんなにたくさんの種類を作ろうとしたら、それこそ夜通し作らなくては間に合わない。

それに、食べきれないよ。
と何度も説明して、勝手に選ばせてもらった。

子供たちが好き+作りやすいものを選んでいく。

あれも、これも、それも、、、、

喜んでもらいたい気持ちがあふれ出しすぎ。
選ぶことができなくなっているようだ。
自分のこと、全体的な動きを客観的に見れなくなっている。

作りたい気持ちと体力との兼ね合い

そりゃ、私も子供たちに喜んでもらうメニューを選んであげたいけど。
肉肉肉しかつまってない、濃ゆすぎる弁当になっちゃう(-_-;)

年に一度のことだから、いいっちゃいいけど。
大人もつまむのに、ちょっと箸休め的なものもいれておきたかったな。

鳥唐揚げ
卵焼き
稲荷寿司
レタス、プチトマト
スパゲティサラダ
肉おにぎり

と大雑把に選び、ざっと詰めた。
全て、出来合いのものを使わず。

約4時間くらいかかったのだった。

母は、2時間くらい動いてくれたけどもう、すでに寝そう(;^_^A

動きたい気持ちに体がついていかないのだな。
と、活発に今までPTA本部で動いてきたりパートをかけもちしたりと動いていたのに。
母が自分自身へのいらだちを感じているんだ。
そんな母と作業を一緒にした。

子供のころ自分が食べていた母の弁当を思い出すと大きなおかず、小さなおかず、ご飯の三つくらいだったのにそれより頑張って作ろうとしてくれている。

母からしたら、孫や娘が喜ぶことはいとわないんだな。
ありがたく思った。


弁当可愛くするのは課題


しかし、おかずの量もあるからか、雑誌みたいに可愛く美しくができない。

可愛くするためには飾り付けがいるよね。
ハーブとか実物とか詰めたらいいのか。

飾り問題、事前に計画たてないと私にはハードルが高すぎ。
ありもので、思いつかない。
次は、もうちょっと、彩りよくしたいし調べておきたい。

量的にはいい感じ。
今回ぎちぎちに詰めて持って行って、ほぼ残らずたいらげた。
3段弁当小学生2人+保育園児2人+大人3人

来年、再来年にはもっと小学生たちが食べるようになりそう。
3段+2段?くらいになるんだろうか。
弁当箱ももう一ついりそうだ。

食べながらも、すでに来年の弁当のことをぼんやり考えていた。
その時も、母も元気なら手伝ってもらわなくてもこの場に
来てもらえるだけでいい。

来年の運動会も元気にみんなで集まれますように。


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