自分という輪郭を見る
呼吸のことをやっていると、自分がくっきりしてくる感覚がある。
自分は何が好きで、何が嫌で、どんなことを考えやすくて、どんなことを正しいと思っているのか。
思考の癖もそうだが、動きの癖も露わになってくる。
ここで息を止めている、この動きはウッとなる。止まってはいないが、しっくりはこない。など。
私がここでいう自分の輪郭というのは、自分はなにをしたら満足で、なにをしたら嬉しくて、どんな言葉をかけられるのが嬉しいのか。
そして今、何を食べたいのかもわかるようになってくるみたいなこと。(もちろん外す時もあるけれど)
自分の満足がわかるのは、体感覚
今食べたいものを食べた時の
「おいし〜〜〜〜!」は、身体が振動するような感覚だなあと個人的に思っている。
なにをしたら満足かをわかっていれば、それだけでよくなる。
際限なく、何かを求めなくていい。
自分の程度がわかる、という感じ。
今何を感じていて、どんな感情なのか。
自分のことがわかっていないと、スルーしてしまう。
スルーしてしまうというよりも、気づけないの方が合っている。そこに違和感を持たないから自覚することができない。
自分のことを知っていくと「わたしはいま、これが楽しいんだなあ」が更新されていく。
そしてそれが変化していく過程も見ることができる。
頭で思っている自分と本来の自分の乖離があることも自覚できる。
自分の可能性を信じられる体験ができる。
思ったよりも制限をかけているのは自分だったと気付かされる。
誠実であることは、自分の可能性を信じることなんだなと最近思う。
変わりゆく自分を見逃さないようにしたい。
本来の自分でこの世界を楽しむことが、わたしにとってやりたいことのひとつだから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?