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【VIVA Technology(1/6)】出展 日系スタートアップ Clean & Climate Tech編

いよいよVIVA Technologyが来月5月に迫ってきました。今年はCountry of the Yearが日本ということもあり会場内に大きなJapan Areaが作られるそうで今から参加が楽しみです。
日本からは45社のスタートアップ企業が出展するとのことなので、自分用のリサーチを兼ねてどんな企業が出展するのかまとめてみたいと思います。

JETROによると、今回以下のカテゴリーに分けて出展企業を選定したとのこと。VIVA TechnologyはB to Bイベントなので海外企業にリーチすることでScale upの機会が見込まれる企業であり、日本が強みとする領域という観点で設定したそうです。

・Clean & Climate Tech
・AI
・Sports/Entertainment/AR/VR
・Deeptech/Semiconductor
・Robotics/Drone/Mobility

全部で45社あるので本記事ではClean & Climate Tech で選ばれた13社をまとめたいと思います。

ORLIB

2020年に生まれた大学発ベンチャーで、リチウムイオン電池の技術をベースにした高エネルギーで、エコ・安全・低コストの新世代二次電池の実用化に取り組んでいます。コア技術である「電極の特許技術」は電池の高エネルギー化によりインフラ検査ドローンの飛行時間を2倍にして検査の効率化に貢献するなど、幅広い用途への適応が期待されているそうです。

Algal bio

東京大学発ベンチャー。「藻類の研究開発で、人々の地球の未来に貢献する」をミッションに健康・食糧・環境といった産業領域に最適な藻類技術をパートナー企業へ提供する、世界初のバイオファウンダリーを構築。機能性が確認される物質を解明し大量培養を実現させ、健康・美容領域に活用できる素材開発を行ったり、食料、バイオ素材、エネルギー分野への展開も中長期的に目指している。

Think Nature

生物多様性ビッグデータとAIに基づいてネイチャーの可視化、予測、シナリオ分析技術を開発している琉球大学発スタートアップ。金融機関や機関投資家の投融資ポートフォリオにおける「自然との接点、自然との依存関係、自然に対する影響」を定量化し、ファイナンスにおける自然関連リスク・機械を可視化するサービスを開発しています。

Cuzen Matcha

飲料メーカーでペットボトル茶飲料を開発してきた創業者が「より美味しいお茶をお客様へ届けたい」という思いから生まれた抹茶ブランド。誰でも簡単に美味しい抹茶を作ることができる「Cuzen Matcha」を発明し世界に国産オーガニック抹茶を広めています。業務用抹茶マシンの開発を進めており海外のみならずインバウンド対応に向け日本企業への展開を目指しています。

PEEL LAB

持続可能で革新的な素材でプロダクトを生み出すグリーンテックベンチャー。通常では捨てられるジュース工場の果物の皮で新しい種類の革を作ったり、動物愛護の精神から生み出された植物由来レザーを開発するなど、ますます拡大する代替素材への需要にチャレンジするB2Bスタートアップ。

CHITOSE

千年先まで人類が豊かに暮らせる環境を残すべく、主に日本と東南アジアで活動するバイオベンチャー企業。微生物や藻、動物細胞などの生き物を活用した物質生産技術を武器に、バイオエコノミー社会の実現に向けて国や多くの企業と協力しながら事業を展開しています。

Agnavi

"適量・オシャレ・持ち運び便利"を実現させた1合180mLの日本酒ブランドを展開。全国160種類以上の地酒を取りまとめて販売しており蔵の大小に依存しない地方の魅力を発信することで日本酒の消費拡大を目指しています。北米・南米・東南アジア・ヨーロッパなどへ輸出事業を展開しています。

Elephantech

2014年、東京大学発のテック系スタートアップとして設立。「新しいものづくりの力で、持続可能な世界を作る」というミッションの下、独自開発した金属インクジェット印刷技術を用いて、環境負荷の小さいフレキシブル基板(FPC)、P-Flex®の製造販売。従来法と比較して、エネルギー消費77%減、水消費95%減で省エネルギー・省資源で圧倒的に環境に優しいものづくりの方法を確立しています。

SYLCAST

2014年設立。現実の都市空間や生活空間へのXRコンテンツの制作・配信を可能にする空間レイヤープラットフォーム「STYLY」を展開。空間を身にまとう時代に向けてこれまでに実施してきたクリエイターエコノミーの創出、ロケーションベースのプロジェクトを経て、XRを軸にしたテクノロジーによって新たな文化や産業を創出し、サステナブルな街づくりに貢献することを目指しています。

KYOTO FUSIONEERING

京都大学をはじめ、日本で長年培われてきた核融合研究の成果に基づき2019年に設立された、フュージョンエネルギープラント機器の開発に特色を持つエンジニアリング企業。プラズマ加熱装置、熱取り出しブランケット、高性能熱交換器、水素同位体移送ポンプを始めとした先端核融合工学分野において世界有数の技術力を有しており、英国原子力公社を始め全世界の核融合研究開発機関・企業を顧客に持っているクリーンエネルギースタートアップ。

INFORICH

国内設置台数シェアNo.1を誇るモバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を運営。世界7エリアで展開しており、ChargeSPOT事業のほか、シェアリングエコノミープラットフォームアプリ「ShareSPOT」、サイネージ広告の提供などを展開し、より便利で豊かな社会の創造を目指しています。2022年に東京証券取引所グロース市場へ新規上場。

EFPOLYMER

農家の水問題解決に挑む沖縄OIST発ベンチャー企業。オレンジの皮など従来捨てられていた残渣をアップサイクルし100%オーガニックの超吸水性ポリマーの製造販売を行っています。農地に適用することで水不足など厳しい環境下でも生産コストを抑えながら収穫量の向上に貢献。企業と協業し、保冷剤や日用品、化粧品の製品開発も進めています。

ユーグレナ

バングラディッシュの栄養問題の解決を目指して創業し、微細藻類ユーグレナ(ミドリムシ)の食用屋外大量培養を世界で初めて成功させ、それを起点とし様々な事業を展開しています。サステナビリティ・ファーストをフィロソフィーとし、食品、ヘルスケア商品の開発・販売、バイオ燃料の製造開発、遺伝子解析サービスの提供、未利用資源等を活用したサステナブルアグリテック領域などの事業を展開しています。



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