一連の事件の結果

某ハラスメント事件の後から周囲に不審な動きなどがあり、風評被害などを引き起こすと私のメンタル的にはかなり限界のところまで来ていた。訴えてから3ヶ月ほどが経ち、ようやく全ての出来事が認められたらしい。某暴力的変質者騒動事件のこと、そして風評被害などについて。ストーカーと変質者的行動を恋愛と勘違いしている人間たちについてである。

その後、その学部ではその教授のみならず教員全員がハラスメント研修への参加を義務付けられ、毎年行われることになったようだ。これで少しはあの場所の治安が良くなるのかは知らないし、私はもう二度とあのような危険な場所には立ち入りたくない。そしてその該当教官に関しては研究科長からの直接再指導が行われているようだ。私はそのような対策であっても不安が残るほど、その人物が行なった行動および言動には不穏なものを感じた。一番まずいな、と感じるのは、その人がそれらの行いについて咎める良心も罪悪感もないというところなのだ。そうするとおそらく今後も同様の被害が繰り返される可能性がある。

そこで私はおそらくこれが最終手段になると思うが、ハラスメント対策センターの人に該当教官のみでも構わないが、性犯罪者の加害者対策を行なっている精神科医の受診もしくはプログラム参加をお願いした。これから1ヶ月でそれが行われるかどうか決定される。しかし現状では内部のハラスメントセンターの指導にとどまっているらしく、それは同様にこれまでも逮捕者や辞職者を出して来たことを防げなかった対策にとどまるのではないか?という懸念を避けられない。最後まで一切悪びれることなく隠蔽を続け、私的利用になんの罪悪感もなかった人がそんなにすぐに変わるとは到底思えないのである。それを定期的に受診してもらうことで、少しずつまた同じ被害に逢うのではないかという恐怖感が治るかもしれない。

なお、性犯罪の「加害者」向けの対策を行なっている精神科医は実は日本で数えるほどしかいないようである。被害者向けの対策は大量にあり、メンタルケア、トラウマケア、というようなことが行われている。しかし、その原因(つまり加害)が減らないことには心の不安などというものは治るはずもないだろう。それは海外からすると30年ほど遅れている対策であるらしい。日本ではこれまで性犯罪に匹敵するようなことも「冗談」とか「ノリ」とかで許されて来た。そのような文化的途上はもう限界に来ているだろう。

電通に代表される古典日本文化は崩れ始め、教育者の性犯罪による逮捕が相次いでいる。これは笑い事では済まされない状況に、ようやくなって来たのではないだろうか。今までが、一方に我慢を強い過ぎていた。それにようやく気付き始めたということであろう。

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