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ウエイトトレーニングをスポーツに活かす方法〜その1 考え方〜

この記事は、

・アスリート、競技コーチ、保護者、若手の同業者、学生トレーナーなど

幅広い方に活用できる内容となっています。

 

近年、注目されている”トレーニング”という分野。

「〇〇チームの優勝はこんなトレーニングをしていた」

「日本人は外国人に対してフィジカル負けしていた、、、」


いい面でも悪い面でも様々なスポーツでもよく目にする言葉となりました。


”トレーニング”で(私の主観かもしれませんが)代表的に行われるのが

”ウエイトトレーニング”だと思います。

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ウエイトトレーニングとは、

筋力トレーニングの一種で、バーベルやダンベルを使って、身体に負荷をかけて鍛えるトレーニングです。


 
では、このウエイトトレーニングは本当にスポーツ競技に生かせるのでしょうか?

生かせるとしたらなぜ活かせられるのでしょうか?


この根本的な考え方を理解していないと、どんな方法論をしっても宝の持ち腐れとなってしまうでしょう。


まず、ウエイトトレーニングがスポーツ競技に生かせるのか?

の答えは、

 

「Yes」です。

 


まぁ、だからこの記事を書いているのですが(笑)

では、なぜウエイトトレーニングがスポーツ競技に生かせるのでしょうか?


答えは、

・競技者のキャパイティが広がるから

です。


 
「競技者のキャパイティが広がる」


とは具体的にどういうことなのでしょか?


要は、

・ウエイトトレーニングを通して、怪我をしない関節の動かし方を知る

・ウエイトトレーニングを通して、筋力がアップする

・この2つを通して、自分の身体を”思った通りに”動かせられるようにする手伝いになる


 
ウエイトトレーニングは、重りを持つため関節を正しく動かしたり、止めたりすることが出来ないとできません。

重りを持ったり(もちろん持たないこともあるが)することで、それを学ぶことができます。


そして、適切な負荷をかけていくことで筋力がアップします。


筋力がアップすることで、身体を加速させたり、止めることができます。

 

車で例えます。

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筋力アップは、エンジンとブレーキが大きくなること。

先程の関節の動かし方は、車の操作。


エンジンが大きいことで、速く走ることができるし、しっかりと止まることもできます。

そして、この車を適切に操作できる。


ということは、”自分の身体を思った通りに動かせられるようにする”ということなんです。


走ったり、止まったりする動きがないスポーツはウエイトトレーニングの恩恵は少ないかもしれません。

 

例えば射撃などどうでしょうか。

仮に銃を打つ際に8レベルの力が必要だとします(支えたり、衝撃吸収で)。

腕の筋力レベルが、10レベルしかないAさんが、片手で銃を打つのと、

腕の筋力レベルが、20レベルあるBさんが、片手で銃を打つのでは、

どちらが余力をもってできるかはなんとなく想像できますよね?

 


私は、このような競技の場合は、ウエイトトレーニングをする時間があるであれば、実施したらよいと思います。

こんな理由もあり、ウエイトトレーニングは様々なスポーツ競技に生かせると言えます。

また、筋力がアップすることで身体のリカバリー(回復)力も上がるとなったらどうでしょうか?


跳んだり、走ったり、止まったり、切り替えしたり、人とぶつかったりする競技では、もうほぼ必ず行うべき”トレーニング”でしょう。

その他には、私の過去ブログでも書いてあります。

 

では、どのように行っていけばいいのか?

 

 

それはまたその2で書きます!

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ウエイトトレーニングをスポーツに活かすための考え方と方法を考え方から具体的なエクササイズの方法まで書いてあります。

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