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インスタントコーヒーは感傷の味

小学生時代、月曜日が嫌いで
なぜなら給食がパンの日だったからで、完全米派だった加藤君は「なんでパンやねん、クソが」って思っていましたが
今となっては平気で「パンちゅき」って言いながらバクバク食ってる加藤です。
#ちなみに水曜日は麺の日
#今も昔も
#ちゅき

先日、元職場にご挨拶に行ってまいりました。なぜなら青森で仕事するんだったら避けては通れないと思ったし、やっぱり皆さんに会いたいなって思っちゃいました。
#一応堅気の人間やらせてもろてます

辞めてからも仲のいい人たちとは連絡をとっていたし、SNSでいいねのやりとりくらいはかろうじてあったり
元の職場の関係を断ち切ってしまう方もいらっしゃいますが、あまり僕にはできなくて
「みんな友達」の意識が強いです。
これは多分小学生時代に同級生が3人しかいなかったことが強く影響していると思います笑

2年も経つと、皆さんの肩書きが一個づつ偉くなっていて
デスクの位置が窓際に近寄っていたり、課長は次長室という個室を与えられていたり
多分私服の僕が偉い人たちと話をしているのを見て、部下の皆さんは多少なりとも異物感があったと思います。

その一方で僕自身もかなり違和感があって

まず一つは「こんなに静かだったかな」ということです。
静かすぎて危うく窒息するところでした。
#息ができねぇ
全員黙々とPCに向かってタイピングする姿を久しぶりに見てニヤニヤしちゃいました。
そりゃパーラー大箸でホールを初めてやった時、表情が硬いと言われるわけだなと思いました。
今となっては会話は必須で、お客様とも話すし、一緒に働いてる方とも当然
なんなら鼻歌を歌いながら仕事をしている今の自分にとっては
もはや耐えられない光景でした。

もう一つは、皆さん2年分「ちゃんと歳をとったな」ということが表情や雰囲気で感じ取れました。
それは当たり前のことかもしれません。でも、飲食業界では少し違和感で
皆さん歳とらないんですこの業界って
表情筋の発達なのか、人に見られてる意識なのかなんなのか分かりませんが
皆さんイキイキしていて、歳を感じさせません。
やっぱり楽しそうにしている人が圧倒的に多い気がします。
本当は楽しくないのかもしれませんが、明るい人が多いと思います。

一応お客様扱いさせてもらって
コーヒーも出していただきました。
このコーヒーはいつもシュガースティックを2本丸々入れて
おいしいおいしいと飲んでいたコーヒーです。

ブラックで飲み干し、皆さんにペコペコしながら帰りました。
挨拶した皆さん仕事の手を辞め、きちんとお話ししてくださり
僕がいなくなるとまた黙々と仕事をしはじめておりました。



また遊びに行きます。部外者として

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