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昔見た景色は今見ると別世界

青森に帰ってきた直後は大雪にわーきゃー言っていたのに、流石にここまで降られると、もはや感情が一ミリも動かず、黙々と自分の通る道だけ雪かきをし、最小限どの体力と感情の消費で抑えようとしている加藤です。
#青森の冬は無慈悲
#もうええて
#何回言わすねん
#エセ関西弁

青森に帰ってきて、自分達のお店に来るお客様の数は減りましたが
家族や友人が遊びにきてくれるのは、帰ってきたからこそ受けられる幸せなのかなと日々実感しております。

今のお店はデパートの中にあって、食品売り場もあれば、マックもあるしドラックストアもあって
デパートに入ってくる青森の方々のそれぞれ生活が店の中から見れたりするのですが
幸せそうな人もそうでなさそうな人もいて
#失礼なやつ

特にその人たちを心配しているわけではないのですが
もし青森にずっといたら僕もあんな顔をしてたのかなあと少し思ったりします。

「お母さんおいしいね」って言いながらソフトクリームを一生懸命頬張る小さい子とか
平日の昼下がりにスコーンとコーヒーを飲みながら遠くを見つめて一息つく大人とか
買い物して一休みで腰をおろして、コーヒーの匂いに癒されるおばあちゃんとか

今も昔もきっとそこにあった幸せだと思うんです。
でも、そんな幸せを昔の僕だったら気づけなかっただろうなと思います。

明らかに昔より幸せを感じることが多くなった気がします。
福岡のいた頃の後半ぐらいから
なんだか多幸感がすごい
なんとも言えない感情があります。不思議な感覚です。

スーパー前向きおじさんを謳ってはきましたが、本当はそうではなくて
そう公言することでポジティブになれればなと願掛けのように言っていたのですが
やっぱり口出すもんですね
もしかしたら本当にそうなれたからなのかもしれません

あるいはネガティブな感情を受け入れることができるようになったのかもしれません
モヤッとした感情をそのままにして時の流れに任せるのではなくて、はっきりと自分の中で嫌な感情だなということを認識して、どう解決するのかを考えるようになった気がします。
解決できるかどうかはまた別の話ですが、きちんとその気持ちの存在を認めることが大事だったりします。



明らかに昔からそこのあった景色は、今見ると違うものになりました。
小さな幸せも見えるようになったし
明確にこれは嫌だなって思う部分も見えるようになりました
ぼんやり見てきたものが、きちんと見ることができるようになったんだと思います。


ようやく周りが見えるようになってきました笑




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