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集客がうまく行っていない人は、きっと違和感を無視していると思いますよ。

こんにちは。

サロンオーナー歴、約10年。

ひとりサロン開業コンサル&コーチのけんとです。

真面目なセラピストさんほど、腕さえよければ自然とお客さんが増えていく、この考えのもと、専門スキルばかり勉強されている人、多いんです。

もちろん、セラピストとして、解剖学や生理学、ご自身の特定の専門スキルを磨くことはとてもたいせつなこと。(※というか、あたりまえのこと)

しかし、残念ながら、高い専門スキルを持っているだけでは、お客さんは来てはくれません。当然ですよね、自分のサービスを人に知ってもらわなければ、仕事にならないからです。

ということで、起業したばかりのセラピストさんがまず最初にぶち当たるのが、「集客」という壁です。これも、当然ですよね。会社員経験しかない人にとっては、多くの人が集客の経験がないわけですから。(※だから大丈夫。みな集客の壁にぶちあたります。)

で、世の中にはいろんな集客方法があって、みなさん、それをいろいろと試していくわけです。

過去に投稿した、紹介しあうことも、集客方法のひとつです。

さて、ここからが本題なのですが、いろんな集客方法があるなかで、いったい自分にはどんな方法が向いているの、と誰しも思うと思うんです。

そこで、オススメの判断ポイントは、「違和感を覚えたらやめておく」です。

先の投稿でも、私は紹介し合うことに違和感を覚えたので、その集客方法は私のなかで除外しました。(※記事の中でも触れていますが、別に悪いことをしているわけではないので、違和感を覚えない人は、やればいいんです。)

また、最近、X(旧:Twitter)でもよく見かける、「私をフォローするメリット」として箇条書きでメリットが書かれているプロフィールをよく見ます。わかりやすいかもしれませんが、これも私は違和感を覚えたので、やったことはありませんし、やりたいとも思いません。

他にも、「◯ヶ月で◯◯万円達成!!」といった表現も、同じく違和感を覚えます。

こう書くと、「あなた、違和感ばっかりじゃないですか!」と思わそうですが、なぜ違和感をたいせつにしているかというと、過去の経験に基づいているからです。

それは、過去、違和感を覚えながらも、人に勧められた集客方法を実践したことがあるですが、その結果、出会えたお客さんともやっぱり違和感を覚えるんですよね。

例えば、異業種交流会や名刺交換会に参加し、その結果、つながるお客さんって、社交性が高くて、陽キャなタイプの人が多いんです。

そんな人と、社交性が低くて、陰キャな自分とは合うはずもなく・・。ご来店していただいても、なんだか噛み合わない・・。結果、リピーターにつながることはなく、1回かぎりの施術で終わってしまう。

また、先のフォローするメリットというスタイルで集客をしたら、メリットデメリットを価値基準とする人が集まると思うんです。やったことはありませんが、多分、こうした人とは私は相性が合わない。

もちろん、自分と相性がいいお客さんばかりを選ぶことなんて不可能なことかもしれませんが、自分の違和感を無視するということは、ほんとうの自分を押し殺したり、偽ったりすることにつながると思うんです。

いま、世の中には物やサービスが溢れていて、何を買う時代、から、誰から買う時代、にシフトしている、と言われています。

そうなると、「あなた」から、サービスを受けたい! とお客さんに思ってもらうためには、自分を限りなく純粋に近い形で発信するということって、とてもたいせつなことだと思うんです。

起業したばかりの頃は不安で、ついつい人の集客方法に感化されてしまったりすると思いますし、また、違和感なんていってらんないよ、それよりも売り上げ!! という気持ちもわからなくもないです。

ただ、一過性で稼ぐサロンを作りたいのであれば、それでいいかもしれませんが、長年続く、サロンを持ち続けていきたいと思うのであれば、違和感を覚えるかどうか、を自分の心にしっかり聞いてみる、ということはさぼらないほうがいいと思います。

もし違和感という言葉がしっくりこなければ、「自分っぽいかどうか」という判断方法でもよいと思うんです。

振り返ってみても、人見知りな私が名刺を片手に異業種交流会に参加していたときは、ほんとうに自分っぽくはなかったと思います。

いま、こうしてnoteやブログなどで、自分の体験や読書で培った知識を1人で黙々とパソコンに向かってキーボードを叩いているほうが、よほど自分っぽいと思うんです。

いまいちピンとこないなあ、と思われるかもしれませんが、違和感を無視せず大切にしたきたからこそ、私は自宅サロンで広告費も使わず10年やってこれたと思っています。

自分らしく働く、ということは、自分の違和感を無視しないほうがいいですよ、というお話しでした。

大丈夫。

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