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興味の対象がWhatからWhyへ

誰かと話すときにどんなところに着目するか。

若い頃の私は、大まかにいうと「何をしている人か」ということに着目することが多かったように思う。
どんな仕事をしているのか、どんな部活やサークルに入っているのか。どんな趣味をもっているのか、などなど。

しかし、いつからか「なぜそれをするのか、どう感じたのか」という理由や動機、感情に興味を持つことが増えてきた。
なぜその仕事を選んだのか、どうしてそのチャレンジをしたのか。その結果、どのように感じたのか。そんな風に人の心の動きや意思決定プロセスに注目して話を掘り下げたり、質問をすることが多い。


これは、人事の仕事に就いていたから、心の動きや人の本質みたいなものに興味を持つようになったのか、一般的に多くの人が年齢と共に興味を持つものなのか。どちらかなのかは分からない。

人事の時は、面接であれ社員面談であれ「どうしてそれをしたの?」という質問をする機会がとにかく多い。よいことでも、悪いことでも、なぜ?と動機や背景を掘り下げて確認する。職業的に行っていたことが、いつしか日常の中でも自然と行うようになったのか。

同じことをやっている人でも、意思決定プロセスが違えば発揮される個性も違う。同じものを見ても、捉え方は人によって異なる。
どのように感じるのか、その上でどんなリアクションをするのか。
人それぞれの違いに興味を感じる、今日この頃。



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