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なんでやねんっ!と言わずに黙った話。

今日、お惣菜を買いに行った時のこと。
昨日から無性にコロッケが食べたくなったのだ。
最寄り駅の地下にある食品街に行って、あれやこれやと物色する。
コロッケを売っている店は4店舗ほどあったのだけれど、1個120円くらいから300円くらいまでかなり幅があった。

大きさ、具材、値段などを見比べながら、4つのうち1つのお店に決めた。
既に2人くらいのお客さんが並んでいたので、その後ろに並んで大人しく待っていた。
私の目の前のお客さんがお会計をし始めたときに、カウンターの中にいた店員さんが、なぜか分からないけれど私の後ろにいたお客さんの注文を取り始めた。
お客さんが割り込むならまだ理解が出来るけれど、店員側が特に理由もなく後ろの客を優先する理由が分からなくて、しばらくフリーズしてしまった。
結局、そのお客様のお会計が終わって私の番が回ってくるまで待って、コロッケを2つ買った。
喉のところまで「なんで飛ばしたの?」と出かかったけれど、まぁ大したことでもないからいいか。と思って言葉を飲み込んだ。

でも、たぶん次は他の3店舗から選ぶことになるんだろうな。
他に選択肢があるときに、どれを選ぶか(選ばないか)っていうのは、品質とか価格みたいな実質的なことより、もっと些細な理由だったりするってことなのだろうな。

そして去る客はその理由を語らない。

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