皆さんは「消齢化」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
私は今日はじめて目にしました。

消齢化とは、
生活者の意識や好み、価値観などについて、年代/年齢による違いが小さくなる現象のこと。
生活総研が1992年から30年にわたって調査を行い、いくつかの項目において、年代による回答の差が、年々小さくなっていることがわかった。

生活総研のサイトより

3パターンの年代差の縮小
・下降収束型
 「夫婦はどんなことがあっても離婚しない方がよいと思う」など、全年齢層でYesと答える割合が大きく低下。

・上昇収束型
 「携帯電話やスマホは私の生活になくてはならないものだ」など、全年齢でYesと答える割合が大きく増加。

・中央収束型
 「ものやサービスの購入についてこだわる方だ」など、20代30代などは30年前よりもこだわるという回答が減少、一方で40~60代は増加。
平均値は30年間でほとんど変化がないものの、年代間の差が小さくなった。


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確かに、最近では若々しい高齢者の人が増えていたり、同年代でも生き方に様々な違いがあったり「年代・年齢」で安易にひとまとめにすることが難しくなっている。

20代の前半くらいの人と話すと、ジェネレーションギャップのようなものを感じることはあるけれど、だんだんとそれが年齢起因ではなくて、思考性の違いによるものだと思うと、個人的にはなんか良さそうな気がする。

というか、色々な人とフランクに話せるようになりそうな気がするので、純粋に楽しそうな予感がする。

でも、これはあくまでデータ上の話。
価値観の距離感とコミュニケーションの距離感はまた別のところにありそうだし、社会の変化にどんな影響を与えるのだろうと興味がわいてくる。これから会う人々に意見を求めたいところです。


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