見出し画像

人事のバイブル「労政時報」

今日からClimbers 2022秋が開幕・・・と思って楽しみにしていたのですが、主催者側のサーバーに問題があったようで、待てども待てどもアクセスが出来ず。まぁ、アーカイブ配信されるから別に大した問題ではないからいいか。


さて、今日は書籍?のご紹介を。
人事になった人の多くがとりあえず手元に持っておきなさいと先輩や上司から勧められる本がこちら。

まず値段に注目。7,150円と。
Amazonさんによると「労働法の現在を知るために最適の基本書。」とありますが、厚さが7~8cmくらいある労働法の辞書のようなものです。私は先輩が持っていた古い版を借りパクしていました。

労働法はけっこう細かく改定されたり、新しい法案が出来たりすることがあるため、この本も何年かに1度改訂版が出版されています。人事業務に命をかけている先輩は、嬉しそうに新装版を買い求めては読み込んでいました。
本来はそうあるべきだと思うのですが、、、私はつくづく不真面目な人事だったようです。


私がお世話になっていたのは、こちら。

「労政時報(ろうせいじほう)」という、いかにも労務担当者が付けそうなタイトル。上記はweb版ですが、月に1冊発行されていて、時期に応じたテーマの実務事例や読者からの質問に対して、社労士や弁護士が専門的に回答するQ&Aが載せられている。

この本のよいところは、他社事例(どのような事が起こったか、問題の争点が何だったか、判決はどうなったか、実務担当者はどのようなことを注意すべきか)について細かく記載されているため、すぐに自社の事例に対して応用が出来るところだろう。私は前職時代に人事を担当していた際、衛生委員会のトピックとしても活用していた。

完全に人事実務を担当している人向けの内容なので、異なる職務を行っている人が見ても、面白くないかもしれないが、部下を持つマネージャーや管理職社員には、是非一読しておいてもらいたい内容がたっぷりと記載されている。


世の中には専門誌や機関誌と呼ばれるものがたくさんある。
(こんなサイトも見つけた⇒ キカンシネット )

無関係な人からすると謎な情報が載っているようにも感じるけれど、読み慣れてくるとマニアック?に感じる情報があって面白い。

皆さんが所属している会社、業界、職種の専門誌を見てみたら、新しい発見があるかもしれません。


この記事が参加している募集

人事の仕事

サポートありがとうございます!小躍りしながらキャリア・コーチング関連書籍の購入費に充てさせていただきます。