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    海外論文のDeepLによるファストな和訳

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2017.2/2024.2

2017.2 『ソラリスの陽のもとに』 『春琴抄』 『百瀬、こっちを向いて。』 『対岸の彼女』 『ブラザー・サン シスター・ムーン』 『後宮小説』 『海がきこえる』 『なんて素敵にジャパネスク』 『生ける屍の死』 『小春日和: インディアン・サマー』 『想像ラジオ』 『不連続殺人事件』 『ピエタ』 『グラン・ヴァカンス: 廃園の天使』 『木洩れ日に泳ぐ魚』 『横浜駅SF』 『総理大臣暗殺クラブ』 『ふがいない僕は空を見た』 『アイの物語』 『オーブランの少女』 『中庭の出来

    • 2017.1/2024.1

      2017.1『四畳半神話大系』 『あなたの人生の物語』 『阪急電車』 『袋小路の男』 『ライ麦畑でつかまえて』 『神様のいない日本シリーズ』 『シンセミア』上下 『祐介』 『美亜へ贈る真珠』 『風味絶佳』 『ミッションスクール』 『ぬるい毒』 『戦闘妖精・雪風(改)』 『風立ちぬ』 『がらくた』 『ねむり姫』 『昨夜のカレー、明日のパン』 『グミ・チョコレート・パイン グミ編』 『三月は深き紅の淵を』 『ユージニア』 『メルキオールの惨劇』 『夫のちんぽが入らない』 『ぼくは

      • 「坂道らしさ」について語ること

        「任意の坂道らしさ」と「ハッピーオーラ」についてベラベラお喋りすると、地獄で鬼に舌を引っこ抜かれるらしい……………………。 愚行権の行使!愚行権の行使! というわけで、「任意の坂道らしさ」と「ハッピーオーラ」についての話をします。分析美学を専門とする研究者、松永伸司は美的判断(aesthetic judgment)と個人的趣味の判断(judgment of personal taste)を用語として分け、以下のように整理している。 個人的な食べ物の好き嫌いは、基本的に他

        • 2023年上半期映画ベスト55(ほぼ旧作)

          1.内田吐夢『血槍富士』(1955) 2.マイケル・スノウ『ラモーの甥』(1970) 2.マイケル・スノウ『波長』(1967) 2.マイケル・スノウ『Corpus Callosum』(2002) 2.マイケル・スノウ『中央地帯』(1971) 2.マイケル・スノウ『<---->』(1969) 7.ヴィクトル・シェストレム『風』(1928) 8.増村保造『くちづけ』(1957) 9.小川紳介『ニッポン国 古屋敷村』(1982) 10.ジャン・グレミヨン『曳き船』

        2017.2/2024.2

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        記事

          2023年ベストアルバム109

          109.Tzusing『绿帽 Green Hat』 108.Iceboy Violet『Not a Dream But a Controlled Explosion』 107.Pabllo Vittar『Noitada』 106.RAY『Camellia』 105.thanks god『ULTRAV!OLENCE』 104.Ana Frango Elétrico『Me chama de gato que eu sou sua』 103.Maxo『Debbie's

          2023年ベストアルバム109

          日向坂46 四期生「おもてなし会」雑感 観劇経験としての「青春ポルノ」

          「何も出来ない自分が悔しくて悔しくて、泣いてしまった時があり」「なかなかパフォーマンスが思うように行かなくて悔しい時もあり」「楽しいことだけじゃない、自分自身のことで悩む時もあり」「四期生一同このおもてなし会の練習で様々な壁にぶつかり」「何事も器用にはできなくて何度も挫けそうになるけれど」「この日のために今までどんな辛い時も12人で乗り越え」「"気持ち"の足並み揃えておよそ半年間同じような道を歩んで」「この仲間と一緒なら何処までだって行けると確信し」「全員が不器用ながらもがむ

          日向坂46 四期生「おもてなし会」雑感 観劇経験としての「青春ポルノ」

          世界に対して見開かれていく眼 宮田愛萌「ハピネス」雑感

          宮田愛萌さんの初小説集『きらきらし』の出版から先行して、短編作品「ハピネス」が「小説新潮」2月号に掲載されています。以下、ネタバレ全開の雑感です。 宮田さんの創作した小説に初めて接して、まず何より印象的だったのは、その筆致の思いがけない簡素さでした。「ハピネス」は、語り手である私と、強く思慕する対象である幼馴染の女の子カレン、そしてその兄である圭の三者間の関係をめぐるドラマとして展開します。自身とカレンが同性同士であるゆえに、幼馴染の親友という関係性が変化していくことを望み

          世界に対して見開かれていく眼 宮田愛萌「ハピネス」雑感

          2022年ベストアルバム111

          111.Disasterpeace『Bodies Bodies Bodies』 110.VTSS『Projections』 109.Hatchie『Giving the World Away』 108.Cool Maritime『Big Earth Energy』 107.Holy Fawn『Dimensional Bleed』 106.Kabanagu『ほぼゆめ』 105.Guerilla Toss『Famously Alive』 104.Earl Sweat

          2022年ベストアルバム111

          オールタイムベスト100マンガ

          1.よしながふみ『愛すべき娘たち』 2.安達哲『幸せのひこうき雲』 3.けらえいこ『7年目のセキララ結婚生活』 4.高野文子『おともだち』 5.藤本タツキ『ルックバック』 6.オイスター『人デ無シ乃宴』 7.森下裕美『夜、海へ還るバス』 8.ひさうちみちお『托卵』 9.どろり『あの子と遊んじゃいけません』 10.萩尾望都『トーマの心臓』 11.水木しげる『河童の三平』 12.アラン・ムーア『WATCHMEN』 13.九井諒子『ひきだしにテラリウム』

          オールタイムベスト100マンガ

          「乃木坂46、終末のユートピア〜この地獄を生き抜くためのアイドル批評〜」第2回雑感

          どう読んだ? 読んでいて気持ちよくなった。面白かった。 なるべく主観的な見解を排そうと努力した主観的な見解 乃木坂の共同体が「アシッドコミュニズム」に接続される流れは、十分に説得的であるように読めた。(ただ素人目からすると、必要条件は満たしているように思えるが、十分条件を満たしているかは判断不可能。自身への宿題→『アシッド・コミュニズム」概念要検討のこと)。しかしそもそも、「アシッドコミュニズム」なる概念が資本主義の打倒に生産的に寄与するかどうかの検証が論自体に欠落して

          「乃木坂46、終末のユートピア〜この地獄を生き抜くためのアイドル批評〜」第2回雑感

          作品を評価する時に、アーティストの私生活上の道徳的な失敗を考慮に入れるべき? Christopher Bartel「Ordinary Monsters: Ethical Criticism and the Lives of Artists」(DeepL訳)

          クリストファー・バーテル「普通の怪物:倫理批評と芸術家の生活」要旨 作品を評価する際に、アーティストの個人的な道徳的失敗を考慮に入れるべきなのだろうか。この小論では、ベリス・ゴートの倫理観を拡張し、芸術家の私的な道徳的行為に対する判断が、その作品に対する全体的な評価にどのように関わってくるかを明らかにしようとするものである。ゴートの見解を拡大するために、私は、芸術家の価値観、態度、行動を調べることによってのみ、作品の視点、したがって作品の規定された態度を理解することができる

          作品を評価する時に、アーティストの私生活上の道徳的な失敗を考慮に入れるべき? Christopher Bartel「Ordinary Monsters: Ethical Criticism and the Lives of Artists」(DeepL訳)

          Alfred Archer「Fans, Crimes and Misdemeanors: Fandom and the Ethics of Love」(DeepL訳)

          アルフレッド・アーチャー「ファン、犯罪と軽犯罪: ファンダムと恋愛の倫理」要約 不道徳な行為を行ったアーティストやスポーツチームのファンであることは許されるのだろうか。この問題は、最近広く社会的な議論の対象となっているが、哲学的な文献ではほとんど注目されていない。本論文では、ファンダムの性質と倫理を検討することによって、この問題を調査する。私は、ファンダムの対象が持つ罪と軽犯罪が、ファンがファンダムを放棄する3種類の道徳的理由を提供すると主張する。第一に、不道徳な人物のファ

          Alfred Archer「Fans, Crimes and Misdemeanors: Fandom and the Ethics of Love」(DeepL訳)

          マンガ

          『消えたママ友』、『サブリナ』みたいな顔マンガだった。 『ベルリンうわの空』シリーズを自己啓発本として読んでいる。 2ヶ月くらいかけてちまちま読んだ『夜になっても遊びつづけろ』(エッセイ・コレクション1)と今日するっと読んだ『あたしンち SUPER』1巻もそれぞれ至上だったが、金井美恵子とけらえいこは相性が悪そう。 四季賞作家まで書き手に動員するここ数年のジャンプラの隆盛はすごいんだけど、そこ発で一二を争うメガヒットが『SPY×FAMILY』と『怪獣8号』で完全にnot

          映画

          シネマテーク・フランセーズの配信サイト「HENRI」で杉田協士『ひとつの歌』、草野なつか『王国(あるいはその家について)』、鈴木洋平『丸』、池添俊『愛讃讃』『揺蕩』『朝の夢』みた。 西村昭五郎『競輪上人行状記』観た。個人的に『アンカット・ダイヤモンド』以来の賭博キマり顔が拝める映画。地面から身を起こすどん底の小沢昭一にあわせてズームアウトするカメラが映し出す無人の競輪場。助監督にのちのロマンポルノの巨匠たちが揃い踏みなのもあってか全編技巧凝らせまくり。傑作。 キム・ビョン

          アニメーション

          最近観たアニメ。バスティアン・デュボア『語らない思い出』。アルジェリア戦争を経験した祖父に材をとった孫世代によるアニメーション・ドキュメンタリー。語りがたさについての語り。他人の体験を第三者が表現することの難を視覚的に表現する「混在」が鮮烈。 ウィンザー・マッケイ『ルシタニア号の沈没』。事件から3年遅れたアニメ神によるプロパガンダフィルム。作品内の記述を信頼すれば実際にはドイツのUボートによる攻撃からわずか15分の過程の、沈みゆく時間のアニメートの濃密さ。ポロポロと落下する

          アニメーション

          音楽

          yahyel篠田ミルプロデュースのMay J.新譜、ほぼダークな曲調&唯一のfeaturingが大門弥生で気概を感じつつ、1曲目と末尾に収録されたBonus Trackが従来のMay J.像もしっかり担保していて結果おもしろいバランスのアルバムになってるな。たしかに所々が宇多田すぎる。 『DONDA』聴きながら『森崎東党宣言!』に収録されてる『女咲かせます』についての小文読んでたら泣きそうになっちゃった。カニエ・ウェストと森崎東は自分の中で同じ箱に入ってる。 aiverの